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絵本「どっとこどうぶつえん」の評価

評価

娘:☆☆☆
ママ:☆☆☆


読んだ目的/きっかけ

娘と読む絵本探しはとても楽しいことですが、たまにどうしたらいいのかわからなくなり、困ってしまうことがあります。いつも絵本ナビを適当に検索して絵本を探していましたが、たまにはやり方を変えてみたいと思いました。

我が家の本棚を見ていたところ「子どものとも傑作集」というシリーズがあることに気がつきました。このシリーズには、「はじめてのおつかい」や「そらいろのたね」など、娘と私のお気に入りの絵本が含まれています。「本シリーズの絵本を読みたい」と思い、検索をしてみたところ、福音館書店の「こどものとも絵本」というページを見つけました。このページに掲載されている絵本には、対象年齢が記載されていて非常にわかりやすいつくりになっていました。そのようなこともあり、当該ページから絵本を探してみることにしました。

上記ページを「対象年齢順」に見ていた際、本絵本のモザイク絵の表紙に私が魅かれました。そこで、読んでみることにしました。

ママの感想

絵本を実際に手にするまで気づかなかったのですが、本絵本は「文字のない絵本」でした。そのような絵本があることは知ってはいましたが、実際にはじめて手にする「文字のない絵本」にどう扱っていいのか戸惑ってしまいました。夫の「読んでみればいいじゃん」という後押しもあり、とりあえず読んでみることにしました。

1回目に読んだ際は、モザイク絵が何の動物か娘と話しながら読みました。
たったそれだけのことですが、わかったりわからなかったり。私がわかっても娘がわからない動物については、答えを教えるのではなく、「お顔はどこかな?この部分は何だと思う?」などと話しながら一緒に考え… でも、答えがわからなかったり。「あとで、図鑑でこういう特徴の動物を確認してみようね」と話してみたり。思っていた以上に楽しく読むことができました。

娘もわからなかった動物が気になったようで、本絵本を読み終わった後、自分から図鑑を開いてそれらしい動物を探していました。でも、結局、自力ではわからなかったようで、後日、パパと確認をしてもらいました。

2回目に読んだ際は、娘が遠足で動物園に来た設定にして、モザイク絵の確認をしながら、私の多くはない動物の知識を披露する動物園ツアーをやってみました。

「パンダさんがよく食べている植物は何だ?」
「葉っぱ?」
「葉っぱだけど、何て言う名前の葉っぱ?」
「わかんない!」
「笹って言うんだよ」
という具合です。

本絵本を読んでいる際もそうでしたが、娘と楽しく絵本を読むためには、私自身に幅広い知識が求められることがよくあるように感じています。そして、そのような場面で求められる知識は、大人だけの社会で生活をしていたときには目を向けることがなかったものばかりです。娘に読み聞かせをすることで、私自身、学ぶことが増え、その内容もこれまでとは変わり、とても楽しく感じています。

上述のとおり、とても楽しく読ませていただいた本絵本ですが、最後の動物だけは難しすぎだと思います。。。また、本絵本のような「文字のない絵本」にも挑戦したいと思いました。


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