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絵本「ゆうびんやさんおねがいね」の評価

評価

娘:☆
ママ:☆


読んだ目的/きっかけ

絵本ナビの「3歳向け絵本 絵本ナビ編集部おすすめ」ページで本絵本を見つけました。「編集部おすすめだし、娘が年中になる前に読んでおくかな」という安易な理由で恐縮ですが、とりあえず、読んでみることにしました。


ママの感想

娘も私もいまいちはまらない、おもしろいと思えないお話でした。私がはまらなかった理由は、とても簡単です。「一定のパターンの繰り返し」が続くストーリーで、しかも本絵本は繰り返しが多くて途中で私は飽きてしまいました…

娘がはまらなかった理由は、私の推測ですが… おそらく、「一定のパターンの繰り返し」であるために、いわゆる「ストーリー」がない上に、本絵本の場合は、新規性がないというか物語が単純というか… そのような理由からあまり魅力を感じなかったのではないかと私は推測しています。

おばあちゃんのお誕生日に、郵便屋さんに「ハグ」を届けてもらうことにしたコブタくん。このような通常成立しない郵便が、郵便関係者の善意により成立します。「しんせつなともだち」などと同様、本絵本も「親切」がひとつのテーマとなっていると考えられ、いわゆる「良い絵本」なのだと思われます。しかしながら、このテーマはいつも私がうまく扱うことができないので… このことも私が本絵本にはまらなかった理由の一つなのだと、感想を書きながら気づきました…

私自身は、本絵本の絵本ナビでの高評価に疑問を感じてしまいますが… どうも、本絵本のような「一定のパターンの繰り返し+親切がテーマ」の絵本は評価が高くなる傾向にあるようです。他の方がどのように読み聞かせをされているのか勉強をした方が良いのでしょうか。。。

なお、本絵本の良かった点をあげるとすると、あまり使う機会のない郵便局の内部の様子が描かれていたり、郵便システムがそれとなくわかるようになっていたりと、「郵便屋さん」について詳しくなれる点があったと思います。娘と「郵便屋さんってこんな感じなんだね」と話しながら読めた点は良かったです。

子どもとはなす:誰のキス?

最後のページには、自宅のポストの前で頬にキスマークをつけたコブタくんの絵が描かれています。その前のページでは、コブタくんからの「ハグ」を受け取ったおばあちゃんが、今度は「キス」を届けてもらうよう郵便屋さんにお願いをしていました。

コブタくんの絵について娘に、「これ(=キスマーク)、どうしたのかね?」と聞いてみました。私の質問に「おばあちゃんじゃない?」と答えた娘。
「おばあちゃんが来たの?」
「そうじゃない?」

本絵本があまりお気に召さなかったためか、やや投げやりな感じの答え方ではありましたが… 娘は本絵本の内容がわかっていなかったのでしょうか。。。絵本の内容をもう一度確認をしつつ、「郵便屋さんが届けてくれたのではないか」という話をしておきました。うまくいかない日もあります。。


ことば:機長

郵便が運ばれる過程で飛行機が利用されます。その場面で、「機長のクマキャプテン」が出てきます。先日読んだ「ぼくのおふろ」に引続き、せっかくの「飛行機用語」である「機長」という言葉が出てきたので意味の確認をしました。飛行機がメインの絵本でなくても、乗り物用語を確認するきっかけはそれなりにあるようです。


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