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絵本「11ぴきのねこ」の紹介と評価

評価

娘:☆☆☆
ママ:☆☆☆


読んだ目的/きっかけ

自宅にある絵本のなかから、娘の年齢に適していそうな絵本として選ばせていただきました。


ママの感想

本絵本は、私が子どものころから持っている絵本です。そのため、私自身も、そして娘も、これまで幾度となく読んでいる絵本です。しかし、娘と私にとっては何度読んでも楽しい絵本だと思っています。

いつもお腹を空かせている11匹のねこ。やっと見つけた魚も、11匹で分けると…一人当たりの分け前は本当に少なくなってしまいます。そんな11匹のねこは、おじいさんねこから「遠くの湖に『怪物みたいに大きな魚』」がいることを聞き、捕まえに行くことにします。しかし、相手は「怪物みたいに大きな魚」です。一筋縄ではいきません。11匹のねこたちが、奮闘します。

上述のとおり、本絵本はすでに何度も読んでいるため、物語の展開もオチも全部知っています。しかし、娘はねこたちの戦いぶりや、作戦会議の様子など細かい部分を改めて確認していました。また、「子どもとはなす」に記載をしたとおり、今さらながら「あれ、娘ちゃん、知らなかったんだ」ということも発覚し… 改めて本絵本を読んで良かったと思いました。

本絵本は、いつ読んでも何度読んでもおもしろい絵本だと思います。


子どもとはなす:どうして歌っているの?

ある晩、11匹のねこたちは、「大きな魚」が島の上で寝ているところを発見します。11匹のねこたちは島へ行くと、「大きな魚」のまわりをまわりながら、「ねんねこさっしゃれ」の歌を歌いました。当該場面について、娘に下記の質問をしてみました。

「11匹のねこたちは、どうして『ねんねこさっしゃれ』の歌を歌ったの?」
「このあと、『ニャーっ!!』ってするため?」
「そうだね、このあと、11匹のねこたちは『大きな魚』に襲いかかるね。でも、どうしてその前に『ねんねこさっしゃれ』を歌ったの?」

私の問いかけに娘は言葉に詰まってしまいました。

「『ねんねこさっしゃれ』って何の歌?」
「……」
「子守歌だよね?」
「子守歌って何?」

私が驚くことは筋違いなのかもしれませんが、娘は「子守歌」を知らなかったそうです… 子どもと話していると想定外のことがよく起こります。。最近はあまり歌っていませんが、娘が赤ちゃんだったころには「子守歌」を歌っていたのですが… 記憶にないのは仕方がないのでしょうか。。

娘には、「子守歌は、娘ちゃんや弟くんみたいに小さい子どもを寝かすときに歌う歌だよ」と説明をしました。その上で、当該場面の11匹のねこたちが「ねんねこさっしゃれ」を歌った理由、「寝込みを襲うために、『大きな魚』にしっかり寝てもらうため、『大きな魚』が好きな子守歌を歌った」という説明を私からしました。娘はこれまで、当該部分を理解せずに本絵本を読んでいたのかと思うと… 「なんだかな」と思いつつ、「ママ」は反省です。

ことば:歯が立たない

「怪物のような大きな魚」を捕まえにいった11匹のねこたちは、何日も「大きな魚」の出現を待ちます。ようやく「大きな魚」が現れたところで、11匹のねこたちはさっそく襲いかかりますが、「まるで歯が立ちませんでした」。「歯が立つ」の意味は娘には難しいかとは思いましたが、絵本の内容とあわせると理解がしやすいかと思い、確認をすることにしました。

「娘ちゃん、『歯が立たなかった』ってどういう意味かわかる?」
「勝てなかったってこと?」
「そうそう。自分の力ではまったく敵わない、太刀打ちできないって意味だよ」

娘が日常的にこの言葉を使うことはないとは思いますが、覚えてもらえたらうれしいです。

ことば:子守歌

「子どもとはなす」に記載したとおり、娘は「子守歌」を知らなかったそうです。これはこれで仕方がないため、今から覚えてもらえば問題ありません。そのため、本絵本を読んだ夜から、寝る前に、私が知っている「子守歌」を一通り歌うことにしました。

しかしながら… 私自身、意外と歌詞がうろ覚えの部分があることに気づき…諸々ネットで確認をすることになりました。私自身、意外と歌詞がうろ覚えの部分があることに気づき…諸々ネットで確認をすることになりました。口伝は難しいです…


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