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幼児(1~2歳)の「息子」と読むのにおすすめの絵本(2021年1月版)

息子(と娘)と1月に読んだおすすめの絵本をご紹介させていただきます。1月は冬休みにたくさんの絵本を読んだ反動か、あまり絵本を読むことができませんでした。図書館の予約の関係で、「1日1冊は電車の絵本を読みたい」という息子の希望も叶えてあげることができない日が、しばしばありました。そのため、息子から感想の発表として、「電車のご本が読みたかったです」と何度も言われてしまいました… 電車の絵本は、図書館では人気があることが多いとはいえ、息子の希望を叶えてあげることができず、「読み聞かせ」がうまくできない1か月を過ごしてしまいました。反省です… しかしながら、クリスマスとは異なり、早めに準備をした甲斐があって「節分」の絵本を読むことができた点は良かったと思っています。

1月に読んだ39冊の絵本のなかから、「息子がお気に入りの絵本」、「ママがお気に入りの絵本」、「教育的観点からおすすめの絵本」をご紹介させていただきます。(各絵本、息子の関心に応じて1~3回読んでいます)

まとめ

<息子がお気に入りの絵本4冊>
1位:ほしぞらでんしゃりゅうせいごう
2位:おとうさんあそぼう
3位:プアー
4位:ももんちゃんどすこーい
<ママがお気に入りの絵本2冊>
1位:あおくんときいろちゃん
2位:おめんです
<教育的観点からおすすめの絵本2冊>
1位:おにはそと
2位:ありのとおったみち

息子がお気に入りの絵本4冊

絵本を読んだ際の息子の様子、「読みたい!」と言う頻度などから息子の「お気に入り」の度合いを私が判断しました。

1位:ほしぞらでんしゃりゅうせいごう

この絵本は、息子がお気に入りの視覚デザイン研究所の電車シリーズの絵本です。1月中にこの電車シリーズの絵本は、全部読ませていただきました。どの絵本も、細かいところまで描かれていて、そして、たくさんの電車が出てくるので息子に大人気でした。同シリーズのなかでも、寝台特急が舞台のこの絵本を息子が特に気に入っていました最近は、寝台特急はあまりないようですが、息子も娘も「電車にお泊まりしてみたい、寝台特急に乗ってみたい」と憧れを抱いたようでした。いつか寝台特急に乗ってみたいと思います。息子のおかげで、娘とママの電車への興味・関心が育ってきています。

2位:おとうさんあそぼう

この絵本には「お父さんと遊ぶヒント」がたくさん詰まっていました。我が家のパパは、子どもの面倒をよく見てくれるパパです。しかし、遊び方は「我が家のパパ流」。そのため、この絵本に描かれていた「遊び」は、普段、パパがやってくれていることとはだいぶ異なり、「子どもたちの参考」になったようでした。この絵本を読み終わったあと、息子と娘は、さっそく、パパの足の上に乗って一緒に歩いたり、肩車をお願いしたりと「パパとの遊び」を楽しんでいました。

3位:プアー

この絵本は、大人の私からすると「とても不思議でよくわからないお話」でした。しかし、ちょっとずつ変わっていく犬の様子に、息子も娘もなぜか大盛り上がりでした。私としては、そんな子どもたちの様子に「ぽかん」としてしまいました。けれども、これが「絵本の魅力」なのだと思います。この絵本は、「絵本らしい魅力」があふれた作品なのだと思われました。

4位:ももんちゃんどすこーい

ももんちゃんが「どすこーい」と一人でお相撲をするお話でした。ももんちゃんが「どすこーい」と四股を踏むたびに、息子と娘も一緒に「どすこーい」と四股を踏んでいました。「たったそれだけのこと」と言えば、「それだけのこと」ですが、「それだけのこと」だから息子も娘も楽しかったようでした。子どもと一緒に楽しく「どすこーい」と遊べる絵本でした。

ママがお気に入りの絵本2冊

私が気に入った絵本をご紹介させていただきます。

1位:あおくんときいろちゃん

最近、娘との読み聞かせにレオ・レオニ氏の作品を随時、取り入れさせていただいています。レオ・レオニ氏の作品は、読むたびに「すごいな」と思わされるものばかりですが、このレオ・レオニ氏の作品はこれまで読んだ作品とは一風異なり、「何だかとてもすごい作品」でした。

この作品には、人間も動物も出てきません。出てくるのは、丸や四角といった「かたち」だけです。それなのに、この絵本のストーリーは、人間あるいは動物によるストーリーとして理解することができます。絵を描くことが苦手な私にとって、「『絵』って何だろう?」と考えさせられるお話でした。

2位:おめんです

この絵本は、私が単純に気に入った絵本です。新型コロナウイルスの影響で、まったく「お祭り」に参加ができていない今日この頃ですが、屋台のお面といえばアニメのキャラクターが主流の時代に、この絵本には古風なお面がたくさんでてきます。その「古風な感じ」が、私はとても気に入りました。そして、「お面をかぶっている動物は誰か?」と予想をすることも楽しかったです。とても楽しませていただいた絵本でした。

教育的観点からおすすめの絵本2冊

息子はまだ小さいので娘との読み聞かせのような「はなし」はできません。けれども、息子にとって、その絵本を読むことが「新しい発見につながったのではないか」、「新しい世界が見えるようになったのではないか」と私が感じたり、その絵本が「息子に新しい考え方を提示してくれたのではないか」と私が感じたりした絵本という観点から、絵本をご紹介させていただきます。

1位:おにはそと

「節分」という行事は、何歳から理解ができるものなのかはわかりませんが、今の息子の様子を鑑みるに、すでに息子にとって「鬼は退治すべき悪い存在」という認識ができているようです。そして、お姉ちゃんから話を聞いて「節分には豆をまいて『悪い鬼』を追い払う必要がある」ということも知っているようでした。しかし、鬼ってどうして悪いのでしょうか? この絵本は、いつの間にか、そして、早くも「日本の年中行事」という文化に染まっている息子に、素朴な疑問を投げかけてくれる良い絵本だったと思います。せなけいこさんの絵本は不必要に恐かったりと、私にはあまり良い印象がありませんが、この絵本はとても良かったと思います。上から目線の感想を失礼いたしました。

2位:ありのとおったみち

今の息子にとっては、まだ「自分に見えている世界がすべて」だと思います。それは、悪いことではなく、発達段階的に当然のことです。そんな息子に、この絵本は「ありの目で世界を見ると、自分が見ている世界が違って見える」ことを伝えてくれたと思っています。この絵本が息子の世界を少し広げてくれたのではないかと、私は期待をしているため、ご紹介をさせていただきました。ちなみに、この絵本については、私自身がとても気に入りました。

2月の後半には「ひな祭りの絵本」を読もうと思っています。この記事を書いている今はまだ寒い日が続いていますが、2月も終わりに近づくと温かくなるのでしょうか。春が待ち遠し今日この頃、「ひな祭りの絵本」に加えて、春が恋しくなる絵本も読みたいと思いました。

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