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幼児(2歳)の「息子」と読むのにおすすめの絵本(2020年11月版)

今月から、息子も「息子用の絵本」で読み聞かせに参加をすることになりました。息子はまだ、娘のように絵本を読みながら「はなし」をすることは年齢的に難しいため、その月に息子と読んだ「息子用の絵本」のなかから、息子と私が気に入った絵本をそれぞれ簡単にご紹介させていただきます。なお、息子は2歳(お誕生日は年度の前半)で、新幹線が大好きな男の子です。

11月は14冊の絵本を読みました。(各絵本、息子の関心に応じて2~3回読んでいます)

<息子がお気に入りの絵本3冊>
1位:しんかんせんにのったよ
2位:おたすけこびと
3位:なにをたべてきたの?

<ママがお気に入りの絵本3冊>
1位:やさいのおなか
2位:アリのおでかけ
3位:だいすきぎゅっぎゅっ


息子がお気に入りの絵本3冊

絵本を読んだ際の息子の様子、「読みたい!」と言う頻度などから息子の「お気に入り」の度合いを私が判断しました。

1位:しんかんせんにのったよ
新幹線好きの息子には、たまらない絵本だったようです。本絵本の出版年は1990年のため、本絵本に出てきた新幹線は『きょうりゅうしんかんせん』に書いてあった「鼻の短い」旧型の新幹線でした。しかしながら、新幹線好きの息子には旧型か新型は関係なく、とにかく「新幹線が出てくること」がポイントだったようです。とても楽しそうに読んでいました。

また、本絵本の最後、駅が近づいてくると、別の新幹線や電車がたくさん出てきます。その点も、息子にとっては良かったようでした。本絵本は、新幹線に乗っている気分を味わうことができる、新幹線好きの息子にはたまらない絵本だったようです。

2位:おたすけこびと
以前、娘と『おたすけこびとのクリスマス』を読んだことがありました。上記絵本を読んだ際の娘の反応は「いまひとつ」でしたが、一方の息子は、本絵本に出てくるたくさんの重機に大盛り上がりでした。2歳にして性差を感じました。。

また、お話のなかでおたすけこびとたちがつくっているものを予想しながら読むこともでき、とても楽しめました。ちなみに、息子は絵本のなかでこびとたちは「パン」をつくっていると考えたようですが、残念ながら、外れてしまいました。

3位:なにをたべてきたの?
本絵本については、私自身は「おもしろいかな?」と思ってしまいましたが、息子はとても気に入っていました。「ぶたさん、読もう!」と何度も誘ってくれました。本絵本を読んでいる際の息子の様子から推察するに、本絵本には、息子が知っている果物がたくさん出てくるところと、最後にしろぶたくんが大変なことになってしまうところが息子のお気に入りポイントのようでした。「子どもの好みはわからないな」と思わされた絵本でした。

ママがお気に入りの絵本3冊

私が気に入った絵本をご紹介します。

1位:やさいのおなか
本絵本には、いろいろな野菜の断面図がシルエットとして提示され、次のページには同じ絵に色が塗られたものが描かれていました。本絵本には、野菜の断面について、普段見ているようで見ていないことを実感させられました。野菜の断面図のシルエットを見ても、わからないものが多いこと多いこと… 我が家では、娘が一番「正解」を答えることができていました。

低年齢児向けの絵本として紹介されていることが多い印象の本絵本ですが、幼稚園児も大人も楽しめる絵本だと思います。私にとっても、学ばせていただくことの多い楽しい絵本でした。

2位:アリのおでかけ
私が大好きな西村敏雄さんの絵本です。西村さんらしい、暖かみのある絵のアリたちがバスに乗って出かけた先が… はじめて本絵本を読んだ際には、その「仕掛け」にまったく気づかず、種明かしがされたところで「えー、そうだったの!」と、とても驚かされました。そんな驚きがとても楽しい絵本でした。

3位:だいすきぎゅっぎゅっ
本絵本は、子どもとのスキンシップの促進につながる絵本だと思い、読むことにしました。しかし、この手の絵本を気に入るのはいつも「ママ」ばかりで、息子は一向に関心を示してくれません。ママとしては本当に悔しいし、残念です。けれども、本絵本を口実に、息子にはしっかりとスキンシップをとらせてもらいました。

子どもが甘えん坊だとそれはそれで困ってしまうのかもしれませんが、我が家の息子にはもう少しママの気持ちに忖度をして「甘えて」もらいたいと思う今日この頃です。

今から間に合うのかわかりませんが、来月は息子向けのクリスマスの絵本も読んでみたいと思います。図書館で借りられるかな…


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