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人生の3つの山、とキーワード

少し時間が経っていますが、7月1日付けでGlobis Capital Partnersおける立場がシニアアソシエイト→プリンシパルに変わりました。元々プリンシパルだった野本堀江に加えて、中村磯田深川がプリンシパルに昇進し、プリンシパル6名体制になっています。

中村、磯田、深川への景気づけ&叱咤激励の意味も込めてnote、Twitter、facebookのスキ・イイねや拡散・フォロー頂けると、とても嬉しいです!

色々と思いや覚悟はあるのですが、この記事ではスタートアップ/VCの話からは離れて、改めての自己紹介「人生の変遷とその時々のキーワード」を説明する形で(なるべく短めに)自分語りさせて頂きたいと思います。すいません、ただの自己紹介記事です。

思いについては、こちらのPodcastでも軽くお話しさせて頂いています



子供の頃

1990年に福岡県福岡市に生誕しました。幼稚園時代はサンフランシスコ@米国に住んでおり画家考古学者になるのが夢でした。小学校に入学する少し前に福岡に戻り、小学生時代はポケモンシール、遊戯王カード、デジモン、石けり、公文、跳び箱などにはまっていました。今でも小学校の同級生とは時々会ったりするので、人間関係はじっくり長く続ける方だと思います。小・中・高・大・MBA・社会人のこれまでの人生の全てのフェーズに今も親しくしてくれている友人がいることが自慢です。中学からは往復3.5時間かけて久留米大学附設中学校に通っていました。この時以来、ずっと朝型人間です。父方は祖父母ともに小学校の先生、父は大学教員という教育に縁がある家系です。Globis Capital Partnersでも教育活動(東京大学×GLOBIS CAPITAL PARTNERS共催セミナービジョナリー・スタートアップ)に関われておりとても幸せです。

”身体化”

高校生・浪人生の時のキーワードです。確か国語の先生が授業中に言及していた言葉だったと思います。この時から、一般的に型があるとされているもの/されていないもの両方含めて、ひたすら繰り返すことにより自分の一部になり身体化されるという考え方を持つようになりました。身体化されたものは頭で考えずとも自然と身体があるべき様に動くと考えています。面白味の無い話ですが、意識していたのは受験勉強。特に浪人生時代は、パターンを覚える・暗記するなどを超えて、いかに問題に向き合うことを身体化するかということを意識していました。実践として参考書などはあまり使わずに、国公立大学の手に入る限りの実際の試験問題(たしか30年分?)を集めて、ひたすら本番と同じあるいはより短い時間で繰り返し解き続けていました。恐らく、30年分を軽く数十周はしたと思います。このスタイルは今も変わっていません。これ!と決めたことは、頭で判断する前に身体(と心が)反応するまで極めるべき(極めたい)という考えで過ごしています。

ちなみに現役受験時は世界史と地理にはまり過ぎた結果受験に失敗しましたが、世界史と地理だけは全受験者中のほぼ最高点だったので、謎の満足感を感じていた記憶があります 笑

”起こっていないことを心配しないでその時間を準備にあてろ”

大学時代のキーワードです。KREVAのBESHIという歌の歌詞です。特にKREVAのファンという訳ではないのですが、どこかで耳に入り携帯の待ち受けにする程、気に入っていました。大学時代の後半は主に放浪しており、卒業があやぶまれる瞬間もあったのですが、この言葉で謎に心を落ち着かせながら放浪を続けていました。(無事、なんとか留年せずに卒業も出来ました)
今も不安に駆られると「準備、準備、準備」と唱えてひたすら「準備」します。
大学時代には、ネパールの村に3か月、オーストラリアに5か月、フィリピンに3か月、タイの農村に1か月、東南アジアの船上で2か月、他も細々とした旅行・放浪で累計1.5年以上は日本の外で過ごしていました。またディンギーという2人乗りのヨットもやっており、海も放浪していました。(気づいたら、しれっとヨットサークルの代表と学生団体の副代表もやっていました 笑)

放浪欲は今も変わらず、Globis Capital Partnersに入社してからも最初の数か月は家を借りずにairbnbを転々とする生活をしていました。PCモニターを含む家財道具一式を持ち歩きながらの移動だったので、毎回夜逃げの様な引っ越しをしていました(笑いながら許してくれていた家族には感謝です。。)

今は下北沢の端っこに住んでいますので、ご近所の方がいたら是非ご飯でもご一緒させてください。お酒は一切飲まない(というか飲めない)のですが、ノンアルコールビールは色々と取り寄せるレベルでとても大好きです!

スタートアップ下北沢会もやるやる詐欺を続けてしまっておりますので、一緒に開催してくれる方も大募集です。。。

”Future is already here, but not evenly distributed”

社会人~MBA時代のキーワードです。前職のBain時代には、他地域の先行事例・知見をベースとしてプロジェクトを進めたり、実際にglobalでチームを組みながら仕事をする機会が多くありました。また、放浪癖の延長として、南アフリカとベルギーに駐在する機会も頂き、その後コロナ禍を英国(MBA留学)で過ごすことになりました。この中で「Future is already here, but not evenly distributed(未来は既にここにある、ただ均等に行き渡ってないだけだ)」というSF作家のウィリアム・ギブスン氏の言葉を強く実感する様になり、それであれば、その不可逆な未来が世界に行き渡ることを少しでも加速させる立場として生きたいと思う様になりました。MBA中は、自分が想像できる限りのキャリアの選択肢を全て模索したのですが、その中でVCを選んだのは、この言葉/考え方とVCというキャリア/生き方が一番腹落ちしたからです。

Podcastの中でも少し触れています

”俺は、時には、危険とか、役に立たねえことさえも、自由に選べる、俺になりてえんだよ”

VCになってからのキーワードです。からくりサーカスという漫画・アニメの主人公の加藤鳴海のセリフです。Podcastの中で割とがっつりと触れていますが、人生の時間には論理的な時間感情/精神的な時間の2つがあると感じていて、前者は後者のための準備をしている時間だという感覚でここ最近は過ごしています。第六感や直感を磨き準備をしている時間と言っても良いかもしれません。仕事でも私生活でも、全員が賛成はしてくれない意思決定を行えるだけの、自分の心身の準備周りからの信頼を得ておくことを意識して過ごしています。

”人生の3つの山”

人生を通した、どちらかというと未来に向けてのキーワードです。MBA時代に「人生100年時代」という概念で日本では著名なリンダ・グラットン氏の授業を受けており、その中で心に留める様になりました。この考え方は、自分の家族、友人、起業家の方々にも時々話しています。

人生の1つ目と2つ目の山は割と明確で、1つ目が仕事/キャリアの山2つ目が(広い意味での)家族/パートナーの山だと思います。そして1つ目の山のピークは40-60代2つ目の山のピークも30-60代にくる人が多いのではないでしょうか。(勿論、人それぞれ多様なのでこれが全ての人にあてはまると考えている訳ではありません)

その前提で人生100年時代を踏まえると、70-90代にピークを持ってこれる3つ目の山をどう自然と作っていけるかというのが人生の後半の幸福に大きく影響するのではないかと考えています。それはアカデミックな活動かもしれませんし、社会的な活動かもしれませんし、創作的・芸術的な活動かもしれません。いずれにせよ、70-90代の時に自分よりも数十歳は若い先輩・師匠を持てる様な活動を楽しめたら幸せだなと思いますし、そういう姿勢と心持ちで生きていきたいなと思っています。そして、その3つ目の山の登山道には30代のうちから足を踏み入れておきたいとも思っています。

※リンダ・グラットン氏の授業の資料を振り返っていたのですが、資料内にはこのキーワードは見つけられなかったので、彼女の授業を踏まえて、自分が勝手に作ったキーワードかもしれません。ちなみにMBA時代の授業のメモブログがひっそりと存在しています

最後に

改めてGlobis Capital Partnersの深川康介です。

今回はスタートアップ/VCの話は一切書かずに、自分語りを垂れ流しておりますが、普段はVCとして、特に1兆円超え産業の強化/DXへの挑戦Born Globalなチームの挑戦 (特に東南アジア、インド、アフリカ)に興味を持っています。また個別テーマではFintech、Agetech、Blue Economy(海洋・水関連)などは関心が高く比較的多くの事例に触れているので是非ディスカッションさせて頂けますと幸いです(勿論、これ以外もウェルカムです!)

お話しさせて頂ける方は、是非TwitterのDMLinkedinkosuke.fukagawa@globis.comのいずれかまでご連絡ください!今後、定期的に発信をしていきますのでTwitterとnoteのフォローも是非宜しくお願いします!



※見出し画像はStable Diffusion先生の作品です。


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