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先週のショートショート【23年10月29日~11月03日】

■2023年10月29日(日)
ショートショートを書く。妻からのお題は「柱」。ずいぶん悩んで書けない。最後はえいやっと書いたが、話になってない気がする。いや、気がするだけじゃなくてなってない。なにかもう一展開なければ。タイトルは「逃げろ」にしてアップロード。

■2023年10月30日(月)
ショートショートを書く。妻からのお題は「洞窟」。洞窟というと勇者と怪物しか思いつかない。とりあえず「村人たち」を書いてみた。妻から「景色が見えない、アイデアが陳腐、オチがない」という返事が返ってくる。ぐうの音も出ない。Googleドキュメントで共有している文書に珍しく細かな直しが入った。とりあえず、高校生らしさと情景は出た。あとの要素はどうにもなるまい。

■2023年11月31日(火)
ショートショートを書く。妻からのお題は「雨漏り」。妖怪・雨漏りの話を書く。ボロアパートに雨が降ってもいないのにぽたぽたと落ちてくる水滴。書き終わって、いまいち面白くないと思い、どんどん削っていって、最終的に妖怪の話も切ってしまう。こんなに切ってよがったのかどうか。タイトルは「変化(へんげ)」にする。オチを割ってしまっているが、割れてどうというほどのエンディングでもない。妻からは「誰が喋っているのかわからない」という指摘が来る。

■2023年11月01日(水)
ショートショートを書く。妻からのお題は「目印」。地図に目印をつける、というところから話を発展させていく。いつものことながら地理音痴の話は書きやすい。自分がそうだからである。バカ者の話を書いた。妻から「方向音痴がふたり出てくるのはわかりにくい。無駄な部分が多い」という指摘が来て、修正していたらみるみる短くなった。「方向音痴」という工夫のないタイトルでアップロードする。

■2023年11月02日(木)
ショートショートを書く。妻からのお題は「エンスト」。今日は妻からの出題が遅くなった上に、私には見当もつかないお題だ。30分でどうするか。怪獣話になってしまった。さっきまで「シン・ゴジラ」を観ていたからである。我ながらおそろしく単純。タイトルは「ゴジラ初体験」とする。

■2023年11月03日(金)
ショートショートを書く。妻からのお題は「追申」。「追申 レベルが上がりました」というフレーズは和光市駅の改札付近で思いついていた。これをどう話にまとめるかがわからず、時間がかかった。最初は勇士視点で書いていたが、最後がうまく書けないことに気づき、神の視点に変更。妻から細かな直しが入った。やはり無駄な文章が多い。タイトルは「魔王宛の手紙」として、アップロードする。

■まとめ
ゲーム内に出てくる洞窟ものを二本書き、ゴジラを一本書いた。今週は意識がそういう方向に向いていたのかもしれない。ちょっと安易なものが多かった(noteのスキは正直で、そういう週はたいていの作品が二桁行かない)。自分の好きな方向は「変化(へんげ)」で、わりあい人気があったのは「方向音痴」、まとまっていたのは「魔王宛の手紙」という気がする。いくら書いてもうまくならないのには困ったものだ。今週の課題は会話文。誰が喋っているのかわからないと妻に何度も言われる。せいぜいふたりか三人しか出てこないのにその区別がつかないというのはそうとう下手だ。アップロードしたあとで意識して手を入れている。

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