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先週のショートショート【05月30日~06月05日】

■2022年05月30日(月)
妻からのお題は「古紙」。古紙の仕組みをネットで調べるが、こういう知識はたいてい役に立たないのだ。うーんとうなり、古紙を食べる話にする。タイトルは「古紙人間」。自分では終わり方がいいと思っているのだが、どうだろうか。

■2022年05月31日(火)
妻からのお題は「食品トレイ」。ちょっとお盆に似ているなと思ったが、違う違う、肉とかいれるやつと言われる。ああ、持続可能社会にとってはヤバいやつ。ということで、「持続可能スーパー」というタイトルの作品を書く。微妙。発想が直線的すぎるのではないかと思うが、時間切れ。

■2022年06月01日(水)
妻からのお題は「予約」。しばし考えて、予約の意味が薄くなった話を書く。説明はしなかったが、主人公が並行世界を移動しちゃった感じ。微妙な違和感って私は好きなんだけど、妻に「つまらない」とはっきり言われる。あきらめきれず、「予約」をちょっといじってから、もう一本新しいお話、「次の人」を書く。こちらは珍しく恋愛系の話。タイトルは「次の人どうぞ」のほうがいいのではないかと言われ、細かい点をいくつか指摘される。修正してアップロード。

■2022年06月02日(木)
妻からのお題は「鼻毛」。身近な話にしない、という指定つき。いろいろへんな状況(鼻毛妖怪とか)を考えるが、どうもしっくりしない。グルメライターのワイン話にする。タイトルは「ワイン」。

■2022年06月03日(金)
妻からのお題(今週の課題)は「目標」。なんだか概念として大きく、捉えにくい。書けないときに私がよくやるのは、最初の一行を書いてしまうという方法である。今日は「田中家では、朝食のときに今日の目標を発表しあう習慣があった。」と書いた。そのあとをずっと書き継いでいくのだが、うまく終われなかった。残念。タイトルもとくに思いつかないので「目標」とする。

■2022年06月04日(土)
妻からのお題は「割り勘」。翌日お出かけの予定があるので、朗読のすぐあとに書き始める。ぼったくりの話を書こうと思う。「割り勘」「居酒屋」「ぼったくり」の三題噺だ。するすると書けてしまった。「目標」とはえらい違いだ。

■2022年06月05日(日)
妻からのお題は「まな板」。今日はうつらうつらしながらずっとまな板をどうするか考えていたのだが、5時間くらい考えてようやく神社のご神体という組み合わせが降ってくる。1時間程度で書き上げた。タイトルは「料理の神様」。まあまあ、ショートショートっぽい。妻にLINEするが、「ななにー」を観ているらしく、返信はなし。

■まとめ
ショートショートを書き終わって「ああ、今日は書けた」と思う日が少ない。手応えがあったと思ったのは「古紙人間」「次の人どうぞ」「割り勘」「料理の神様」くらいか。7本中4本なので、今週は比較的打率がよかった。しかし、手応えとノートの反応(ビュー、スキ)などはぜんぜん連動しない。「ワイン」が意外とビューを稼いだりする。

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