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先週のショートショート【03月21日~03月27日】


■2022年03月21日(月)

妻からのお題は「バッテリー」。すぐに思いついて、すぐに書いたら、陳腐な話になってしまった。オーマイゴッド。しかし、一度ハマるとなかなか泥沼から抜け出せないのであった。タイトルは「計画的充電」とする。タイトルだけなら面白そうなんだけどな。

■2022年03月22日(火)

妻からのお題「封筒」。わりとあっさりとアイデアを思いつき、あっさりと書いた。途中で一度、黒ヤギさんと白ヤギさんの歌詞を検索した。途中でつまらなかったときは話がうまく流れている可能性が高い。タイトルは「ブーム」。

■2022年03月23日(水)

妻からのお題「急カーブ」。たぶん道のことだとは思うのだが、野球のカーブのほうに話をもっていった。ズラせたことがうれしい。とんとんと話は展開する。オチの部分は何種類か考え、妻のアドバイスを仰いだ。タイトルは「魔球のゆくえ」とする。

■2022年03月24日(木)

妻からのお題は「カウンター」。これも意味の広い言葉だ。最初に牛丼屋に牛丼を食べにいく話を書き、これは違うなと思う。京都の町屋をイメージしたカウンターバーの話を書く。話、離陸せず。妻からは「二本ともダメ」と返事が来る。三本目を書き始める。数を数えるカウンターの話。そこそこショートショートっぽくなる。妻からは「ダメじゃない」という返事。「数を数える」というタイトルでアップロードする。

■2022年03月25日(金)

妻からのお題は「けむり」。最初に焼き場の話を書く。不思議感があっていいのではないかと思ったが、地底人の攻撃というだけでいしいひさいちの強烈な既視感があり、ダメと言われる。もう一本。侵略物を書く。いつものとおり事件はなにも起こらない。タイトルは「拡散」。

■2022年03月26日(土)

妻からのお題は「ブレーキ」。暇なのでずっと考えているが、アイデアが浮かばない。「スピード屋」というのを思いつき、書き始める。意図せず、悪魔ものになる。最初から意図せずに途中で悪魔を出したので、悪魔ものとしては中途半端。完成までかなり難儀した。Clubhouseの朗読で欠点を指摘され、直す。まだ完成していない気がする。

■2022年03月27日(日)

妻からのお題は「喝采」。ものではなく行為。アイデアが思いつかないので、散歩に出る。お稽古事が流行っている近未来を想像する。喝采ロボの需要が高まるだろうと思い、帰宅してすぐにそういう話を書いた。タイトルに迷う。最後につけた部分が必要かどうか、ちょっと考えなければ。妻からのアドバイスで最後を逆転させる。どうにか形になった。昔からの宿題をひとつ片付けた感じ。タイトルは「沈黙」にする。

■まとめ

今週はいいお知らせがひとつ。思いがけず、note創作大賞2022の第一次予選に「横なぐり」が通っていた。この先も残ってくれるといいけれども。

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