稲垣吾郎の「不可避研究中」が始まった。

　今日もNHKの話題。「不可避研究中」が始まった。
　ネットと地上波を連動させる方法自体はすでに珍しくないかもしれないけれど、「不可避研究中」はつながり具合がかなり深い。なにせテレビ上だけでは番組が完結しないのである。
　番組自体は世の中の「不可避なテーマ」を自由研究するというもので、第1回のテーマは「ジェンダー」。NHKのディレクターやカメラマンたちが独自の視点で研究を進め、動画を作る。それをスタジオで眺めて感想を言い合う。スタジオのメンバーは稲垣吾郎、市川紗椰、YouTuberのそわんわん。
　作成された動画は「ジェンダー偏差値ゼロからの質問状」「ミトコンドリアのミトさんと、」「NHKのトイレで、ジェンダーについて考えてみた」「#女だからとか疲れた #男だからとか疲れた 」「美少女戦士レイワヤン」。それぞれについて、テレビで流れた以上の動画が作られ、Twitter上で流されている。番組放送後もコンテンツを作り続けるという。
　時間軸の長さとNHKの人脈を活かした横の広がりが面白い。