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熊本はTSMCの為に中国語化へ

2022/12/15

https://www.youtube.com/watch?v=9l5jPpZLq0g&t=321s

■  TSMCが周辺の土地を買い漁る

先週にマーシャル博士とジェイソンと、熊本のTSMCの工場建設地の視察に行き、現地の人にヒアリングをしてきた。

このTSMCの工場が熊本の菊陽町にできることで、現地の人たちもとても喜ばしいことだと受け止めているが、その一方で少し戸惑うこともたくさんあると言っていた。

建材の発注を受けてその数パーセント分を納品したら、その後の納品を待ってくれと言われ、それきり何の音沙汰もない。周辺の土地を買い漁ってゴミ捨て場にしようとしている。その買収する額が通常の3倍ぐらいの値段で買っていくので、土地がどんどんTSMCの関連する企業に買収されている。家屋も建設ラッシュになっている。台湾からは300人ぐらいしか来ないはずなのに、家はその倍以上の数が売買されている。新しく家も建つという。

地元の人が工場の建設で一番戸惑っているのは、建設現場の人たちが中に入るとスマホを取り上げられる。スマホもパソコンなども、通信がつながるようなものは全部禁止だったそうだ。
さすがに不便なので今はスマホを使ってもいいと変わったようだが、カメラは使用禁止である。建設状況を上に報告しようと思い写真を撮ろうとするのも全部禁止される。

建設会社の下請けなども許可された人しか入れない。建設会社や建材屋の社長が仕事の進捗を見に行こうと思っても入れてもらえないという状況のようだ。


■  中国語の勉強を強要する

TSMCが中国語を話すように要求しているので、地元の人たちが中国語の勉強を始めている。特に病院の医師や看護師が、300人しか来ないはずのTSMCの為に、中国語の勉強をさせられている。医師も看護師も仕事で疲れているのに、仕事が終わってから無理やり中国語を学ばされている。

見せてもらったが台湾の中国語ではない。台湾の中国語と中国本土のでは漢字が違う。中国では簡略化された簡体字で、台湾は旧漢字を使っている。勉強させられているのは台湾の中国語ではなく、中華人民共和国の中国語のようだ。

TSMCが何を作っているのかもわからない。中に入れてもらえない。中には入れても写真を撮ることができない。

そのようなことを日本の経産省と誘致を決めた当時の経産大臣が力強く進めている。熊本の中国語化という訳のわからないことをやっている。

菊陽町の場所は軍事的にも重要な場所にある。自衛隊の弾薬庫に近い場所にある。そして中国に通ずる港にも近いのだ。その港をTSMCが牛耳っているような状態になっている。もし彼らが台湾人ではなく、習近平氏とかなり近い関係にある台湾人を装った大陸の人たちならどうなるのか。

TSMCの創業者モリス・チャン氏は中国で生まれた中国人で、習近平と親密な仲だったら、菊陽町はどうなってしまうのかと危惧をする。

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