#13 私とチア~Youtube配信について~

こんにちは。Fukaです！
今日は先週、GRITのYoutubeチャンネルにて配信致しましたチアリーダー達との対談についてお話します💡
ご視聴くださった皆様、ありがとうございました！
様々な場所で活躍しているチアリーダー達の情報を発信することで、お互いの刺激になったり活力になったり、大きなパワーにつながるのではないかと思っています。そのきっかけとして私の大好きなチアリーダーの皆さんに声をかけ、快諾いただき、この配信が実現しました✨

アーカイブを残していませんので、リクエストもいただき、簡単にお話した内容をここにまとめようと思います。主には以下の内容に沿ってお話しました。

・自粛期間中にどんな風に過ごしていたか
・各地のチアリーダーの活動の現状
・チアスクール運営について
・プロスポーツチームのチアリーダーとして活動するということについて

 
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最初にゲストで参加してくれた3人についてもご紹介しておきますね。

◆Kei(平田恵衣)は現役のNBAダンサー。
私が10年前にアメフトのチアをしていた時の同期。
一緒に活動していた時間は短かったですが、その後バスケ界でお仕事で一緒になることが多く、AKATSUKI VENUSでは、また一緒に踊ることができました🏀
人として、チアリーダーとして、女性として…本当に心からリスペクトする存在です。
◆Aiさん(松井愛)は私と同じくBのチームでチアリーダーチームを作り上げられた方。今はスクール運営など、キッズの指導を主に活動されています。
知識と経験がとても豊富ですし、信念を貫いてチアとは？を追求し続けている情熱をSNSで拝見し、ずっとお話したいと思っていた方です。
自粛期間にメッセージのやり取りをさせていただき、お話している中でこの配信の実現につながりました。
◆そしてNonさん(大津留望)は、今は福岡でチア講師として活躍しています。
アメフトのチームで０からチアチームを作り上げた時のお話を事前のMTGで詳しくお聞きして、本当にチアが大好きで色々な大変な経験もしながら頑張っているんだなと感じました。

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以下、お話した内容についてメモ程度に。

■アメフトのチアチームの創設について(Non)
・アメフトはシーズンが8月〜1月。
・屋外スポーツかつ雨天でも興行はあるので、より体調管理が重要。
・知り合いにチアの魅力を伝えてメンバーになってもらったり、ルールも一から勉強。既にアメフトチームでチアをやってる人と連絡をとって、試合のビデオなどを送ってもらって勉強した。
・チームを作るうえで1番難しかったのは、チアが初めてというメンバーもいたので、チアに対する一人ひとりの価値観の違い。この価値観の違いが積み重なると取り返しがつかない状況になると思ったので、練習の時間を削ってミーティングの時間を取ったり、練習後に話し合いの場を作って話す機会を増やした。
価値観については絶対！という正解があるわけではないので、お互いの考えていることをしっかり聞いて理解し合うことを心掛けてチームを作っていった。

■関西のチアの現状(Ai)
・関西のチアダンススクールは、15歳まで対象のところが多い（16歳以上が無い）。中学生まではスクールで対応できるが高校にチア部が少ないので、スクールに通っていた子は自然と次にプロスポーツチームのチアを目指すようになる。（学生でも条件によって活動できるチームがいくつかある）

・スクールでの子どもへの指導面においては、講師のぶれない信念と、テクニックやスキルのインプット/アウトプットがとても大切。
・子ども達のスキルは年々レベルが上がってきており、流行り廃りも早い。
子ども達がSNSから学ぶことも増えてきて、講師より子ども達の方が情報のキャッチアップが早いこともあるので、講師側も常にアンテナを貼っておく必要がある。
・チアは、資格がなくても誰でも講師になれる。だからこそしっかりとした信念を持って子ども達に指導することが大切。
・プロスポーツチームでパフォーマンスするチアリーダーと、大会で優勝を目指すような競技チアでは、指導内容やレッスン内での時間配分が全く変わってくる。
スポーツ応援をメインとするチアでは、チームやファンに対する感謝の気持ちや、踊り以外の立ち居振る舞い、マインドも必要。競技チアではスピンの回転数など技術的な部分が主に必要。
・時に自分のいる世界よりも外の世界の方が輝いて見えることもあるので、その時に指導者として子ども達に目的・目指す方向をハッキリと示してあげて引っ張っていくことが大切。
（上に立つのではなく引っ張るという意識）

■チアリーダーとして持っておくべきマインド・チアスピリットについて
・オーディションに合格をいただいた時点で、自分達が月謝を払って習い事としてダンスをする立場ではなく、お金や時間を使って、足を運んでくれるお客様に対してプロとしてパフォーマンスをするべき立場になる。
その為のマインドや、アピアランス、言葉遣い、立ち振る舞い、SNSの運用を求められる。発表会ではないので、自分達が可愛く間違えずに踊れるとか、というところでなく、試合会場の雰囲気の作り方や、ファンの方が楽しんで応援をしたくなるようリードするという意識をする必要がある。
・チアリーダーとして、チームの代表として活動をするというのは、チアリーダーに対して与えられた特権である（オクラホマではローカルセレブリティと呼ばれる）。キラキラした立場に自分はすごいんだと勘違いしてしまうこともありがちだけれど、満足せず支えてくれる人への感謝の気持ちを忘れないこと。自分が踊りたいから踊るというだけではなく、「チームの為に活動する」「チームの為に何が出来るか」を常に考えることが大事。
・そうやって活動していく中で、自分達の世間やクラブに対する影響（どれだけインパクトを与えるか）を実感するし、それに対する責任も伴っていく。
・努力と誠実さ、競争心(成長)をバランスよく持ち続けて、スキルやマインドを磨いていかないと同じスポットには居続けられない。ディレクターや見ている人の目には、その意識の違いがしっかり見えている。
・チームの一員として地域や社会に貢献する活動をしていく為には、今世界で何が起きているのか、とか歴史の勉強等も必要。そうでなければロールモデルという存在にはなれない。（米オクラホマでは200回/シーズンの社会貢献活動がある）
・日本では上記に書いたような意識の面や必要とされるマインドをプロチームのチアに入って初めて学ぶ、という人が多く、そういったことを教えてもらえるような場所も少ない。（GRITとしてはここの課題に取り組みたいと思っています)

■現役チアリーダーの皆さんへ(Kei)
チアリーダーとして活動するという事は、それだけで周りにいる普通の女の子とは絶対違う経験をさせてもらっているし、色々な学びを得ている。
スポーツビジネスの中で活動している中で、チアリーダーの立ち位置的なことや、受ける扱い等、納得いかないこともあると思うけど、チアリーダーとしてその時にあらゆる特別な経験をさせてもらってるということは忘れないでほしい。
努力を続けていれば、その経験は必ずチアリーダーとして、人としての自分にいいものとしてかえってくる！がんばってください！
Once a cheerleader.Always a cheerleader!!

■GRITとして(Fuka)
 私はGRITという会社を、チアリーダーの夢を叶える場所にしたいと思っています。
多くの方と手をつなぎ、心をつないでチアという素晴らしいエンターテイメントを発展させていきたいと考えています。
自分一人じゃ動けないけどやってみたいことがある！という方はぜひ私にメッセージください。配信で自分の想いを話したい！という方もぜひ💡
形にするためには行動しないと何も始まらない。私も今回の配信で、一歩を踏み出すことができました。このような素晴らしいメンバーでとてもいい時間を過ごすことができました。みんなありがとう！
今はこんな状況でパフォーマンスできる場所もかなり制限されている状態ですが、置かれた状況の中で熱い思いをもって日々できることから、と活動しているチアリーダーが世界中にいます。踊る場所やスタイルは違っても、チアリーダーのもつ笑顔やチアスピリットは世界共通言語で、人々を笑顔にできるはず。皆さん、力を合わせて頑張っていきましょう！！

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分かりにくいところもあるかもしれませんが…このような内容でお話させていただきました。
1時間の配信では全然時間が足りませんでしたが、現役チアリーダー、指導者、ファンの方…様々な方に向けて伝えられるものがあれば、とみんなで内容を考えました。私自身学びが多くありましたし、元気も勇気ももらったし、配信後、いろんな方からありがたいメッセージもいただきました。
一つ一つ小さなことを積み重ねるだけでも何かうまれるものがあるはず…と信じています。
ゆくゆくは、アーカイブを短く動画にまとめて公開しようかなと考えています！
今後も続けていきたいと思っていますので、お楽しみに…🍀

今日はここまで。
いつも読んでくださってありがとうございます！
Fuka
 
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