見出し画像

新しい大学の学則「1人1個大学を作ること」

知りたいという欲求を解消することが真の学びである。そして大学の一番大きな武器は「移動」である。

大学の起源は学びたいという自発的欲求を持った学生が異国に集まり、そこで市に対して生活権の交渉を行うため「ギルド」という組合を形成したことに始まる。市によって真の学びができる環境を侵されるとそういった環境を求めて「移動」した。そして移動した先でも同じように学びを追求し続けた。そのようにして移動しながら各国で開かれた学びの場が、後のオクスフォード大学やケンブリッジ大学となっているのである。

しかし今、どうだろうか?

学生は生まれ持った学問の自由を手放そうとしていないか?単位をとり、卒業することだけが目的になっていないか?

人間は生まれ持った自由をできるだけ早く手放そうとする。
確かに自由であるということは自分を律する必要があるし、自分で自分にルールを設ける必要があるから、面倒臭い。
だが自由という神様からのギフトに苦しみながらも生きて行った方が楽しいのではないだろうか?

その問いを持ってして私は、改めて世の大学生に言いたい。あなたは今自由だ。

自分が知りたい!やりたい!と思ったその情動を胸に、自分だけの真の学びのために、キャンパスを探さないか?一番知りたいことに没頭できる場所を移動しながら探し、見つけたらそこに自分だけの大学を作ろう。

日本や世界中の大学にはたくさんの素晴らしい教授がいる。その全ての教授の講義はオンラインで受講できる今、知識はオンライン授業でインプットしながら自分だけのフィールドでアウトプットする。

あなたの真の学びができる場所に大学を作りなさい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?