ゆーじ。

今日は日記のみ

私には物心ついた頃から仲良しだった近所のゆーじがいた。

同い年で保育園の頃から何をやるのも一緒だった。

書道教室だって一緒にはじめたし、野球も一緒にはじめた。

ゆーじの家は酪農家で牧場にも良く遊びに行ったし、酪農は生き物相手の仕事なので休みなんてない。

ヘルパーさんを雇って珍しく家族で出かけるっていう時にも、なぜかゆーじの家族に私もついて行ってお出かけするということもあった。

その時は母に怒られた。笑

ゆーじは背が高くてイケメンで優しい。

優しすぎるくらい優しくて、ややオタッキーだ。

小学生の頃からかゆーじはイジられキャラになった。

イジる なんて単語が一般化する前だ。

めったに怒らないし、おっちょこちょいなとこがあるところ、家が酪農家、ややオタッキーなどの要素が標的の要因かもしれない。

なんで酪農家が関係あんの?て思う人もいるかもですが、牧場って糞の匂いとかがするのが正直第一印象じゃないですか?

そして子供ってウンチとか臭いのとか大好きでしょ?

普段のゆーじからそんな匂いがすることは決して無いけれど、通り道で堆肥の匂いや牧場特有の糞の匂いがしようもんなら ゆーじ ゆーじ といじり出す。

ゆーじは大抵のことは怒らないけれど、さすがに親の仕事をバカにされるのには怒る。(今思えばカッコいいな。)それが怒るといじる側は大喜びといった図式。

もちろんゆーじは優しいから、キレルことはなく、求められているのに応えるようにいじる側が喜ぶ程度に怒る。

いつからか、ゆーじは控えめになった気がする。


あら、こんな時間  また明日。

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