BLアワード2024はどうなる!? 予測してみた
毎年1月、2月ちるちる編集部は多忙な毎日となります。
何を隠そう、2月2日から年に1度のBLの祭典「BLアワード2024」の開催です!(いえ~い)(ドンドンパフパフ)
BLアワードとは?
「BL」ジャンルが世の中に浸透していく昨今、商業BLも物凄い勢いで人気が拡大しています。
おととし2022年にはなんと、4500タイトル以上(紙・電子媒体のコミック・小説を合算)のBL作品が発売されました!
毎年BLアワード入賞作品の多くはメディアミックス化されており、特に日常系BLの実写化率はかなり高くなっています。
また、期間中にはちるちるのユニークユーザー数が通常時の2.1倍に増加するなど年々注目度も高くなってきており、嬉しい限りです!!
今回はBLアワード2023のおさらいから傾向を把握し、来たるBLアワード2024はどんな結果になりそうか予測しようと思います!
BLトレンド最前線!2023年に人気のBL作品
では、今現在どんなBLが人気なのでしょうか?
ちるちるで人気を集めている作品を中心に少女漫画的/少年漫画的、ピュア/エロの2軸で考えてみました。
ちるちる評価上位作品マトリクス(2023年10月時点)
少女漫画的要素マシマシのエロ濃いめ…!? こんなんみんな大好きなヤツじゃないですか!
次に、攻め受け・ストーリーの人気傾向を見ていきましょう。
人気の攻め傾向
スパダリ男子全盛期突入!
多少強引さはあれど乱暴なんてご法度!常に受けの気持ちを最優先♥
無償の愛を提供し、受けにとって永遠の味方であり続けます。
攻めの属性として長らく人気を博していた「俺様」がまさかの絶滅危機…!?
傲慢俺様攻めが「攻めザマァ」される瞬間の絶望顔で白米が食べられる筆者、昨今の風潮に咽び泣いています。
人気の受け傾向
「健気」属性+何かしらのコンプレックス、ハンディキャップを持っている率高め!
ただ、それらの問題を積極的に解消するわけではなく主に攻めによって救済されることが多くなっています。
気持ちの葛藤もそれほど多くなく、辛くて読めないということもあまりないかも。ストーリーのエッセンスとして効いています。
人気のストーリー傾向
メリハリのあるストーリーよりも若干ダウナー風味が好まれる!
情緒をぐちゃぐちゃにされるよりもゆるく感情を揺さぶられるくらいが丁度良い。
心地よいエモさが重視されがち。
2022年の作品が対象!BLアワード2023おさらい
BLアワード2023「コミック部門」ランキング
コミック部門ではメインCP2人の恋愛を主軸に、王道を踏襲した甘いストーリーが描かれる「王道甘々系」がほぼ独占!
さらに上位3作品が10代~50代以降の全世代で共通という、近年稀に見るギャップの少ない投票傾向となっていました。
BLアワード2023「シリーズ部門」ランキング
コミック部門とは打って変わって、世代によって大きく投票傾向が異なったシリーズ部門。唯一全世代でランクインした『25時、赤坂で』が4巻目にして初のトップを飾りました。
王道でかわいらしい、きれいな作風の「王道甘々系」が複数ランクインする結果となりましたが、一方で『ハッピークソライフ』や『夜明けの唄』など「骨太系」の作品にも票が集まっているのが印象的でした。
BLアワード2023「次に来る部門」ランキング
毎年新しいスター作家が発掘される次に来る部門。
例年斬新な作風や尖ったストーリーの作品が入賞する傾向にありますが、2023では「王道甘々系」作品がほぼほぼ上位を占める結果となりました。
一見異色な作風も最後はハッピーエンドにまとめられた作品が支持されており、全体的にエロ、ストーリー、キャラクターのバランスがよく完成度が高い印象です。
BLアワード2024予測
上記を踏まえて、BLアワード2024の傾向を予想してみます!
20代~40代のコア支持層を中心に幅広い年齢から支持を得られた作品が票を集めそう。
受けの無条件救済作品がどの世代からも支持されているので、この流れに乗った作品が支持を受けそう。
エモい日本系の作品は主に40代以上から支持を獲得し、ビビッドな韓国系の作品はZ世代に支持されそう。
昨年はエロ多めの作品が票を集めたが、反動で今年はエロ少なめ作品が人気になりそう。
来年はどんな作品がランクインするのでしょうか?
BLアワード2024のユーザー投票スタートは2月2日、発表は4月12日の予定となっております!
皆さんの投票をお待ちしております! お楽しみに♥
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