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ヒプノシスマイクと息子の自我の目覚め(不退転の心とレジリエンス)

上の子が今小学校低学年なんですが、ヒプノシスマイクが嫌いみたいで、わたしがYouTubeやSpotifyでヒプマイをつけていると
「やめてやめてやめて〜〜〜」
と言います。(めっちゃ耳が敏感な子ではある。)
ラップが嫌いなのかなと思ってたけど、この前わたしがYouTubeで

EminemとEd Sheeranの"River"

を開いていたら上の子が何回もリピートしていて、
「え〜〜、なんでヒプマイ駄目なのにエミネムはいいの?」
ってきいたら、
「ヒプマイはダサすぎて無理。エミネムは普通に聴ける」
って言ったんですよ。
超生意気でしょ?
「え〜〜、なんで〜〜?ママはヒプマイ好きなのに○○ちゃん(上の子)は嫌いなの?超悲しい;;」
って言ったら

「ママ…僕とママは違う人間なんだから、ママが好きなものでも僕が嫌いなものがあるのは当たり前でしょ?ヒプマイは嫌いだけど、ママのことはちゃんと好きだよ」

って答えたんですよ。
すごくないですか?
いや、マジで、日本とヨーロッパ行ったり来たりして本当、小さい頃からたくさん苦労させてきた(と思う)けど、親離れでかなり苦労した(毒親とは言わないけど、かなり過干渉な親だった)わたしの子供とは思えないくらい

*・゜゚・*こんなに小さくても自と他の境界がこんなに綺麗に引けてるなんて、さすがヨーロッパ育ち*・゜゚・*

って感心したんですよね。

「選択肢は与えてやるが、答えは自分で決めろ。自分で決めたことをやり遂げてこそ、自信や成長につながる」

って、ナゴヤ・ディビジョンのオーディオドラマで拙僧と弁護士さんが言ってたんだけど、

ヨーロッパの教育って基本がコレなんだよね。
「自分のことは自分で決めて、自分で責任を持つ」
だから、
「子どもも自分のことは自分で決める」(親は決められない)
だけど、子どもが何でも決められるというわけではなく、選択肢は親が用意して、選ばせる感じ。(例えば、楽器が習いたいといえば、幾つかの楽器の体験授業に行かせる)
洋服とか靴とかも、幼稚園児から自分で選んで自分で着替えるように躾けられる(わたしは日本式(?)で着替えを手伝っていたので現地の幼稚園の先生にめちゃ怒られて、親子で一年間練習したよ〜〜;;)。
主に海外住み日本人ママしか知らないけど、日本人同士だとちょっと過保護なくらいにアピール(?)しないと『ネグレクト』みたいに言われる気がするけど、こっちのママはやってダメなこととか危ないことだけ監視して、後は自由にさせる(困った時は手伝う)って感じの人が多い気がします。
(日本人の集まりに行くと、「あれダメ」「これダメ」「今はこれの時間」とかキッチリ決まってて、みんなで一斉に同じことすることが多かった。)

そもそも、他人の子育てを監視して『ネグレクト』とかご意見するような小姑根性の人がいない

っていうのが大きい(良くも悪くも他人を気にしない)と思うけど、自分の親が超過干渉(且つ自己責任厨)でしんどかったから、あれこれ言われないのは楽チンです。
だいたいさ、親の時と時代が違うのに親の時代の子育てを娘に強要するのってオカシイよね。
そもそも人間が育つのに一つの正解とかないわけだし。
工場でマスク作るみたいな発想で育児シュミレーションするの無理あると思うよ。

Twitterの日本人腐女子がいいオバサンになっても学級会やって全体主義的な意思の統一を目指している

のを見ると、

この幼さでここまで自我が確立している子は、日本ではやっていけない

だろうなぁと思う( ;´Д`)
でも、自分の意見がちゃんとあって、ちゃんとそれを他の人に伝えることが出来て、論理的な思考も出来るって絶対悪いことじゃないと思うから、

「ひゃ〜、ママ、感動しちゃった♡すごく難しいことわかってるんだね♡これからもママのこと好きでいてね♡」

って抱っこして言ったよ♡
それこそ生まれたときから知ってる子に(何しろ、わたしが産んだのだ!)、他者としての境界をバーンと突き付けられるわけだけど、それがなぜかすごく新鮮で面白くて、嬉しいんだよね。
色んな知らなかったことを子どもに教えてもらって、こんな風に親になるのか〜〜って日々思うし、いや本当、子どもたちには感謝しかない(/ _ ; )

ナゴヤディビジョンの不退転の心とレジリエンス

ちょっと前から上の子は分散登校が始まったんですけど、このご時世なんで、
「通学途中とか学校で『中国人』とか『コロナ』とか言われたらすぐママに言うんだよ!ママがぶっ○してやるからね!」
って言ってるんですけど、すっごく喜んで行ってて特に問題ないらしいです。
でも、第二波・第三波と来るとアジア人に対する風当たりももっと強くなるだろうし、覚悟はしています。
うちの場合、コロナの前からホームスクーリングもやってるしね。

オワリなきBattleはBattleに非ず それで満足じゃ 井の中の蛙 (フン)
何が え? 何が あ? 何が えっ!?
何があってもあっても屈しない (ハハ)
打たれ弱いが心は折れん 我の言葉に酔いしれ乗れ!
(中略)
OK  何一つ変わらない光景 すべてが同じならばどうせ
これにかけて生き抜く
All Days (OK) All Days (OK)
OK 俺らアジアTopの日本製 しかも ほら ここナゴヤだもんで
味が濃いの強いのは当然

ママは何にもしてあげられないけど、強い子に育って欲しいと思うよ。

「何があっても屈しない!」
マジ、不退転の心最強

握る拳力強く 明日へ向け
Never Never Never Never Give up, Give up

"Never give up" これこそが名古屋の不退転の心
不退転の心って今流行りのレジリエンス(立ち直り力)のことだよね♡

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わたしのヒプ友は我が家の3歳児

下の子は音楽全般大好きでヒプマイも好き♡(上の子も音楽好きだけど、好みが結構はっきりしてる;)
特にAnthem+と名古屋が好きで、かけると楽しそうに踊ってくれます。
(←めっちゃ趣味合う♡)

学校が再開したので、上の子が学校に行ってるときだけちょっと聴いてます。
ヒプマイのアニメは一緒に観てくれるかな?
無理強いはしないけど、アニメは好きみたいだから、意外と観出したら観るかもしれない。
秋が楽しみだなぁ♡

花璃。

一番読んでるオススメの本です↓

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海外住み主婦のゆるオタ生活について時々発信します。