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UEFA Champions Leagueが面白すぎる!⑧(チャンピオンズリーグ21/22お笑い試合コレクション グループリーグ編②)

花璃です。
今日はCLお笑いコレクションの二発目です。


ノックアウトステージを予見する試合①:レアル・マドリードVSインテル・ミラノ(Group A : 6/6)

恥ずかしながら、去年の秋までチャンピオンズリーグという大会の存在すら知らなかったわたし。
レアルマドリードというクラブが存在すること知っていましたが、
「有名だし、強いんだろうな〜」(誰がいるかは知らん)
くらいのレベルでした。
逆に、2002年の日韓W杯でイタリア代表にハマり、ACミランのネスタ推しで、(サッカーに興味ないのに笑)生ネスタ観にサンシーロに観戦に行ったことあったくらいだったのでインテルは知っていた。
「インテルって長友さんがいたところでしょ〜〜〜」
くらいの感じ。(南アフリカW杯で、「この選手めっちゃすごい!」っ思ったのが長友さんで、その後インテルに移籍されたの見て、「わたし見る目ある♡」って思った記憶)
去年の夏に買ったんだけど、長友ストレッチは名作だよ〜〜

タイムライン

'(試合開始前)「ええええ、マジで?ベンゼマだぁああああああ!ベンゼマってレアルマドリードの選手だったの?あ!クルトワ!クルトワもいる!なんかアラバに似てるな〜え、本人?ギャーーーーーモドリッチもいる〜〜〜〜」

(キックオフ)「わ〜インテルの監督、若くてイケメンやな〜なんっか見た事ある顔…絶対知ってる選手やわ。誰?」
「インテルの監督は、シモーネ・インザーギだよ、ママ」
「えええ、ピッポの弟ぢょん」

(17'クロース弾でレアル先制)「トニ・クロース!すごい!えええええクロースもレアルだったの?」

(60'ブロゾビッチと交代でビダル投入)「え、なんか面白いモヒカンの人入ってきた!イタリアのモヒカンとかエルシャーラウィーしか知らんねんけど」

(64'ビダル投入でピッチがどよめき、なんか変な雰囲気になったと思ったら直後、サイドでドリブルするバレッラにミリトンがぶっ飛ばされたタックルしてラインを割り、キレたバレッラがミリトンの長い脚に猫パンチ)「レ、レッドカードぉああああああ!」

(79'アセンシオのアセンシオで2-0)「あ〜、あのオリンピックの人!この人もレアルやったんや〜」

「え? ベンゼマってレアル・マドリードの選手だったの?」

そ、そこか〜〜〜〜〜〜〜いって突っ込みたくなる人も多いと思います。
わたしも、は、恥ずかし〜〜〜( ;´Д`)って思ってるんだけど、余裕で知らなかった。
だってさ〜〜、ベンゼマって代表出てなかったじゃ〜〜ん。
代表出てなかったのに、そんなビッグクラブでやってるとかびっくり。
っていうか、レアルのエースストライカー(?)を6年も干してたフランスフットボール協会とデシャン監督にドン引き。
そんなの、実力とかスポーツ的な意味なら絶対選ばれるじゃん。
せ、政治〜〜〜。
「フランス大統領の圧力でスカッド入り」
の意味がわかりました。

インザーギ兄弟との再会

「ピッポの弟インテルの監督やってるの?」
というわけで、めっちゃ盛り上がってた前半。
ミラニスタってわけでもないけど、2002年の日韓W杯以来イタリア代表にハマり、ネスタ推しでかつてサンシーロに『ネスタを』観に行った女は、二推しがピッポこと、フィリッポ・インザーギであった。
わたしの経験上、「ネスタ推し」って言っても何も言われないけど、「インザーギ好き」っていうと、「分かってない」とか「だから女は〜」「顔しか見てない」言われがちな気がしてて、ワンタッチゴーラーって男受け悪いんだなと勝手に思っています。
チャラついてないガチムチの男性が好きなのでネスタはどストライクで、インザーギは「可愛い♡」って感じだったけど、男の人はインザーギを見ると「どうせ女はこんなのが好きなんだろう」と思ってそうな感じがした。

『ピッポの弟』、シモーネ・インザーギの監督としての成功

インザーギ兄弟は有名なFWの兄弟で(当時はBOBOことクリスティアン・ヴィエリとヴィエリの弟マッシミリアーノもFWの兄弟だった)二人とも兄は有名だけど弟は色んなところを転々としてるというイメージがありました。
現役時代は『ピッポの弟』と言われていたシモーネだけど、監督としてのキャリアはお兄ちゃんよりも先をいってるらしい。
インザーギ兄弟、現役時代から顔がよく似ていて、
「顔だけならむしろシモーネの方が好きだな〜〜」
と思っていたのでまた見られてとても嬉しい♡
ビッグマッチ(イタリアダービーとかミラノダービー)になると観客席に俺のマンチーニ(イタリア代表監督)とかピッポ(現セリエBブレシアの監督)が座ってるのがカメラに抜かれるのが最高♡
「セリエはレベル低い」とか謎にディスられるけど、インテルは普通に強いし(ローマもECLの決勝まで行ったし多分優勝すると思うし)、イタリア語という閉じた環境だから外からはなかなか計り知れないだけで(セリエAの公式英語YouTubeチャンネルで全マッチのハイライトを公開したり、未だにスペイン語オンリーのLaLigaよりも英語発信に努めてるとは思う)、内側ではかなり盛り上がってると思うし、ユニだけじゃなくて各クラブのウエア・コラボアイテムなどにイタリアブランドが目白押しで華やかさはプレミアにも全然負けてないと思う。

バレッラの猫パンチとマドリディスタ、ビダル

バレッラが猫パンチ↓で退場になった際、本人以上にヒートアップしていたのが

「後から来たモヒカン」ことアルトゥーロ・ビダル選手。

ママが熱烈なマドリディスタ(レアルマドリードのファン:南米・アラブではレアル・マドリードは圧倒的人気らしい。)で、
「アルトゥーロは大きくなったらレアルマドリードでプレイするのよ♡」
って言い聞かせて育てられ、実際に夢のマドリー移籍も近づいていたのに運転が荒くて?コパアメリカの大会中に交通事故を起こしたりしたので破談になったらしい。

ビダルさん、チリ代表でコッパ優勝してるのね。
すごい!
それ以来、夢破れたショックでマドリーと対戦するたびに闘志を燃やしているんだとか。
笑顔も可愛くてキャラもプレイも立ってるいい選手だったから、インテルで見られなくなるの寂しい。。

イタリアの伊達男文化とスペインの朴訥

インテルのコラボが本気『モード』な件

イタリアのクラブって本当にアパレルがオシャレなんだよ〜〜
インテルとモンクレール(INTER X MONCLER)とか、お洒落すぎてひっくり返りそう( ;´Д`)

プーチン大統領が着てた160万円のダウンジャケットよりもモンクレのインテルコラボの方がかっこいいと思うもん。
モンクレールはインテルの公式ウエアのパートナーなので、

遠征のビデオでもみんなおそろで着てて、とても可愛いし、似合ってる♡

アセンシオの朴訥(無味無臭)

一方こちらはスペイン代表、レアルマドリードの無味無臭男、アセンシオ↓さん26歳↓の10 Essentials。

アセンシオの10 Essentials
1. アディダス(スポンサー)の黒のリュック
「色んな色と大きさがありますが、家族と過ごす時、友達と過ごす時、トレーニングに行く時、試合に行く時、いつもこれを使っています」
2. マヨルカのビーチで撮ったフィアンセとの写真
「マヨルカは僕の故郷です。マヨルカのビーチで撮ったフィアンセとの写真をいつも持っています」
3. 黒の油性マーカー
「いつでもサインできるように持っています。これはどこにでも書けるので便利です」
4. 愛犬
「僕の大切な家族です。犬種は柴犬。めちゃんこ可愛いです。愛」(顔がゆるみまくり)
5. CACAOクリーム(多分)
肌に乗せるとカカオの香りがする保湿効果のあるクリームだと思う。
6. アディダス(スポンサー)のスニーカー(一番ベーシックなデザイン)
「このデザインが一番好きです。色々な色と色の組み合わせがありますが」(選んだのは白に黒の三本線)
7. CADENA(よく分からない)
8. アディダス(スポンサー)のポーチ
「色々な色がありますが…」やっぱり色は黒。
9. アディダス(スポンサー)のベースボールキャップ
色はやっぱり黒。(マリンブルーとえんじ色も持ってるらしい)

「恋人と愛犬と故郷のマヨルカが大好きで、いつでもファンサできるように油性マジック持ち歩いてます。あとはスポンサーにもらった服と靴とリュックとポーチで満足です」
って感じが、アセンシオって、プレイもたまに見せる超絶ゴラッソ(いわゆるアセンシオ)以外無味無臭だけど、中身もシンプルな男(いいやつ)なんだろうな〜〜って思いました。

ベンゼマのファッションセンス()

逆にベンゼマは、ファッショニスタ(似合ってない)すぎて闇↓を感じたよ。

クローゼットツアーするのに変形釣りジャケット(違う)着てるのがまず意味不明。
自費で買ってるのか、メゾン(ブランド)から提供が来てるのか知らないけど、自費で買ってるならスタイリスト付けた方がいいんじゃないかな〜と思った。
アクの強いデザインが好きなんだろうけど、全身に別の方向のアクの強さのアイテム(しかも似合ってないやつもある)を合わせてるからくどい時がある。(似合ってる時もある)
ベンゼマって、ぶっちゃけ私服の中ではハイブランドのゴテゴテした洋服よりもアラブのゆったりウエアとかの方が似合ってると思う。

ヒゲか?ヒゲなのか?
顔が立派過ぎると服が映えない問題なのかもね。


ノックアウトステージを予見する試合②:ゼニト・サンクトペテルブルグVSチェルシー(Group H : 6/6)

海外のクラブサッカー(セリエA以外)に全然触れてこなかったわたしですが、チェルシーはちゃんと知っていました。
『王室御用達クラブ』というか、1990年代にUKにホームステイしたり、UK  Rockにかぶれていた感じだと、フットボールは労働者のスポーツだけど、チェルシーだけはミドルクラス以上にも人気がある。みたいな(勝手な)イメージがあった。
ホームステイしたときの感じだと、UKはロンドン周辺以外の地域の衰退?空洞化?ぶりがひどかったので(国全体が夕張市みたいな感じというか。知らんけど)、場所柄かな〜と思う。
チェルシーがロシアの大富豪に買われたっていうのもリアルタイムでめちゃめちゃニュースになってたから知ってましたね。
前述のような『王都のおハイソクラブ』なイメージがあったから
「ロシアマフィア(!)が買収とかこれ、大丈夫?」
って思った記憶。
いや〜後出しジャンケンだけど、全然大丈夫じゃなかったよね〜。

アブラギトギトアブラモビッチダービー@決勝予定地

ロシアのウクライナ侵攻勃発で、その後UEFAコンペティションからは、国ごと排除されてしまったゼニト。
しかし、その当時は今季のCL決勝の地でもあったサンクトペテルブルグガスプロムアリーナでの、胸スポンサーに高らかにガスプロムのロゴを戴いたゼニト対、ガスプロムのレジェンド、アブラモビッチの個人所有クラブチェルシーの対決
まさに、アブラモビッチダービーとも言える歴史的な一戦でした。
その頃には、既に主要リーグの選手をマスターしまくった息子ちゃんが今年の名鑑を片手にナビしてくれます。

ガスだだ漏れタイムライン

(2' チェルシーコーナーキックから先制)
「いきなり来た!」
「ティモ・ヴェルナーってレッドブル・ライプツィックにいた人らしいよ」
「へぇ!ドイツ人か〜」

(38'ゼニト同点ゴール)
「え?ゼニト入れたけど?誰この人、ロシア人?(に見えないけど)」
「(名鑑を見る)ブラジル人だって!」
「え〜〜ロシアにもブラジル人がいるんだね〜〜」

(41'ゼニト勝ち越しゴールbyアズムン)
「ああああああああママァアアアア!アズムン!アズムンが入れたよ〜〜〜〜
「わ、チェルシー負けてるやん。っていうか、アズムンって誰?」
「アズムンって、イランの一番いい選手だよ!W杯の雑誌で見た!」
「へええ(実況がアシストのマウコムはバルセロナで〜と言っている)えええ。バルセロナにいた選手とかもゼニトにいるの?」

(62'チェルシー、ルカクの同点ゴール)
「あ、チェルシー追いついた!えええええ!ルカク?ルカクやん?ルカクってチェルシーの人なの?」(←ベルギー代表は知ってる)
「そうだよ、ママ」

(85'チェルシー勝ち越しゴール)
「ママ〜ヴェルナーが入れたよ〜」
「あ〜チェルシー逆転か〜ゼニトもめっちゃ攻めてるけどね〜」

(90+4分クリアボールをゼニト、オズドイエフが超ゴラッソ!同点!)
「ギャーーーーーーーーーー引き分けや〜〜〜〜〜最後の最後で!何これ!チェルシーって何?」

CL優勝したチェルシーがロシアくんだりでゼニトに引き分け…。っていうのもよく分からないけど、ゼニトは普通に強くて、この試合は攻守の切り替え(トランジション)が多いめっちゃオモロイサッカーでした。
ゼニトはブラジル人が多くて(シャフタールもゼニトも、背が小さめだけど技術のあるブラジル人の良選手がたくさんいるので有名らしい)、中盤の選手たちのトリッキーなプレイも面白かった記憶。
セットプレーも両チームとも点が入りそうでドキドキした♡
今ハイライト見ると、ケパというチェルシーのゴールキーパーは正直微妙ですね。
メンディさんに比べて危なっかしいというか、セーブしたシーンでもテンパりが顔に出てるし、メンタル弱そう。。

ちなみに、息子が読んでいた名鑑はこちら↓

わたしは読む時間がないので子どもたちが主に読んでるけど、サッカー雑誌の中ではNUMBERがダントツ高評価。
他の雑誌も色々買ってみたけど、プレビュー系の記事の書き手の自我と偏見
フットボリスタ>>越えられない壁>>エルゴラッソ>>>サッカーダイジェスト
の順に強くてフットボリスタ・エルゴラッソはもう買わないかなって思ってる。不評すぎる。
二誌とも、偏りが酷いのを『見識が高い俺』みたいに思ってそうで鼻につくのと、単純に中身がスッカスカやし面白くないねん。
(フットボリスタは自我が強すぎるのとか中身スッカスカなのにやたらいい紙に印刷しててページ数少ないのに重いのとかオ○ニー臭さとか含めて、『同人誌』だなぁという印象。)
サッカーダイジェストはプレビュー系記事↓は良くないけど、大会後に出る試合ごとのまとめとかはすごくいいです。
詰め込みすぎて字が小さいのだけ何とかして欲しい。

最後の最後に追いつかれるチェルシー

この試合の結果、CL初戦でチェルシーに4-0で負けたユベントスがグループリーグを一位通過、チェルシーが二位通過となりました。
4-0で負けたのに一位通過とか、4-0で勝ったのに二位通過とか、お笑いすぎでしょ???
なんかね、今から考えると、あのとき、逆転されてからひっくり返したのに最後の最後にATに劇的に追いつかれたチェルシーが、準々決勝のレアルマドリード戦のチェルシーと重なります。
この記事↓で言う、オイルクラブメンタルっていうか。

『守りに堪え性がない』=カウンター返しするしかない

ゼニト対チェルシーが面白かった理由でもあるけど、チェルシーは守りきれないから結局攻め続ける(=カウンター返し)しかないっていうのがあって、ゼニトみたいにプレス耐性があって無限にカウンターしてくるチームとは相性が悪いというか、
カウンター(チェルシーゴール方面へ)→カウンター(ゼニトゴール方面へダッシュ)→カウンター(チェルシーゴール方面へ)→以下略
みたいな無限カウンター合戦になると消耗してしまうんだろうなと。
チェルシーは『プレミアリーグの中では』巧い選手が揃ってるけど、ゼニトは技術面に関してはそんなに見劣りしなかったし、中盤でプレスにきたチェルシーの選手と遊ぶ(というか、仲間が上がってくるまでの時間稼ぎ)する選手とかもいて
フィジカルやスピードの面では明らかに
チェルシー>>ゼニト
だけど、ゼニトもなかなか隅に置けないというか、スタッツで見ても
シュート数だけなら
ゼニト18本(枠内7本)>チェルシー13本(枠内8本)

でかなりいい勝負だった模様。

何より、予言的だったATの劇的同点ゴール

『劇的な勝利』
って記憶に残りやすいけど、その記憶に刻まれた『劇的な勝利』の裏には『劇的な敗北』を喫する相手がいるってことなんですよね。
この試合のチェルシーは引き分けただけで、負けたわけではなかったけれど、グループリーグの結果で言うと、この劇的な引き分けによってユベントスに一位の座を譲り渡した形になりました。
直前の直接対決で4−0でボコした相手にグループリーグ1位を譲るチェルシーさん笑
如何に強くても一試合一試合『しっかり勝つ』ってことがやっぱり大切なんだな〜と思う。

プレミア二強にチェルシーが入らないわけ

プレミアは『リバプール・シティの二強』って言われてるけど、戦力的には『チェルシー・リバプール・シティの三強』って言われてもおかしくないくらい、ここぞという時の力はあると思う。
実際、前季CL獲ってるし今季のクラブワールドカップも獲ってるし、カラバオカップとFA杯の決勝まで行ってリバプールに一点も失点してないし(両方延長PKで負けてる)。
ただ、だらしなく落とす(引き分け含む)試合が三強の中で一番多いのはチェルシーだな〜って感じ。
「チェルシーの選手層は二強と見劣りしないが、『泥臭さ』(agriculture:直訳すると農業)が足りないので肉弾戦でくる下位チームに取りこぼす」
ってどっかのパンディット(コメンテーター)が言ってたんだけど、それもあるのかな〜って思います。

チェルシーはヨーロッパに強く、国内に弱い?

決勝まで行った16のトーナメントのうち、10個敗退していて、6個のカップ戦のうち、国内カップ戦は2個だけらしい。

それだけ国内の競争が激しいってことだとは思うけど、FAカップファイナルの英語解説で
「メイソン・マウントは6回連続(6 conxective loss)でウエンブリーでの決勝を敗退しています」
って言われていて、「お前か」とは思った
ね。
メイソンマウントは農業すべき…?

疑惑のCL決勝トーナメント抽選会

前述のように、戦争開始前までは油(実際は天然ガス)ギトギトだった今回のチャンピオンズリーグ。
プレミア勢で唯一グループリーグ一位を逃してしまったチェルシーは、決勝トーナメントの一回戦は同国対決が出来ないため、選択肢が
レアル(31.27)>>リル(25.19)>アヤックス=バイエルン(21.77)

となってしまいました。
そこで打ち込まれたのがロシアからチェルシーへの助っ人、アンドレイ・アルシャヴィン氏↓。

今年のラウンド16の抽選会は訳あって引き直しがあったのですが、くじの引き手のアルシャヴィン氏が引いたチェルシーの対戦相手は、2回引いて2回ともリル(20-21期のフランス王者だけど、シーズン終了後に監督以下主力を根こそぎ抜かれて絶不調だったらしい)を引くという神引きぶり
アルシャヴィンは絶対油さんに送り込まれたよね。

ちなみに、ラウンド16の結果、一位通過のユベントスは楽勝と思われていたビジャレアルに負けて敗退、チェルシーはリルに勝って準々決勝に進出し、レアル・マドリードにオイル征伐されたよ。

女帝マリナ・グラノフスカイアも夏の移籍市場で引退?

最初っから最後まで
「ロシアって、すごいんだな〜」
と思わされたCLでもありました。
さて、今後ロシアのSugar Daddy(シュガーダディ:お小遣いくれる優しいパパみたいな意味)がいなくなったチェルシーがどうなるのか、見ものですね。

地盤は結構しっかりしてるクラブ(王都の老舗クラブだし)だと思うけど、共同オーナーだと合意形成も必要だし、お金じゃぶじゃぶ遣うことはもうないんだろうな〜と思うのと、敏腕ディレクター、マリナ・グラノフスカイアさんもそのうちいなくなると思うので、今後どうなるのかな〜という感じです。
この方、チェルシーの人というよりも『油さんの秘書』という感じみたいなので。

Marina Granovskaia (Russian: Марина Грановская; born 13 January 1975) is a Russian-Canadian business executive currently serving as the director of Chelsea F.C. She has also served as chief assistant to Roman Abramovich for over ten years.

女帝陛下は新オーナーに、
「夏の移籍市場まではわたしが指揮をとります」
と言っておられるらしいです。

SOLVE A PROBLEM LIKE MARINA
Chelsea director Marina Granovskaia has told Chelsea’s prospective new owners that she is willing to stay on to run the club’s operations during this summer’s transfer window, but her long-term future at Stamford Bridge remains in doubt.
The Russian-Canadian businesswoman has worked closely with Roman Abramovich for 25 years and it is unclear if she is prepared to sever links with Chelsea’s former owner in order to keep her job despite having been on the club’s board for the last nine years.
Granovskaia’s willingness to lead Chelsea’s transfer talks in the short term remains a welcome boost however, as she is the best-connected executive at the club.
Manager Thomas Tuchel has complained Chelsea’s transfer plans are behind schedule due to the uncertainty created by the takeover battle and it promises to be a hectic summer, with replacements needed for Antonio Rudiger, Andreas Christensen, Cesar Azpilicueta and maybe Romelu Lukaku.

この夏の移籍市場は完遂するけど、25年間連れ添った(?)油さんとの関係もあるし、将来的にはクラブを離れるのかな〜という含みを感じます。
そして、オーナー交代のゴタゴタが長引くにつれ泥舟から逃げるネズミ多数(?)で、移籍交渉が全然進んでおらず、トゥヘルはイライラのイラだそう。
大変そう(/ _ ; )

花璃。

海外住み主婦のゆるオタ生活について時々発信します。