ケアマネを目指すきっかけ。
母がケアマネ。
私の母は、私が高校生の時に介護職として転職をしました。
その後介護福祉士を取得、そしてケアマネジャーとなりました。
母は社会福祉法人の特別養護老人ホームで働いていました。
私が高校生~子供が2歳くらいまでは介護職だったと思います。夜勤もやっていました。
私は結婚して子供が1歳になる頃には家を出たため、そのあとどのような働き方をしていたかはあまり聞いておらず、リーマンショックで父が職を失ったり、弟が就職できなかったり色々あったと聞いています。
夜勤がきつくなったり、血圧が高くなったり、色々あってケアマネになったと思います。
母がケアマネだったのは、大きな影響だったと思いますが、正直憧れのケアマネという感じではないです。
義母のケアマネ。
夫と結婚して、私たちは実家のある街に戻ってきました。
夫は実家を離れてマスオさん状態。義実家には義両親を残してきました。
車で1時間半の距離。
そのうち義父が亡くなりました。肺がんであっという間でした。
義母が一人で残りました。
知らない間に介護保険申請をして、ケアマネジャーがついていました。デイサービスとデイケア、配食サービスを利用していました。
夫は義母の介護に関わらなかったので、私はケアマネとやり取りをして、独居が難しくなった時点で施設に入ることになりました。
施設に入るとケアマネはいったん終了となるので、最後の挨拶をしたとき
私「夫が何もせずご迷惑をお掛けしました。なぜ、何もしないのでしょうか、自分の親なのに」
ケアマネ「ほかの家族にも連絡がつかないので、動いてくれて助かりました。色々あったんでしょう、酒癖が悪かったと本人から聞いています。自分の親だから、やらなければならないというわけではないのですよ」
この時、私は介護の仕事を始めていて、「なんで親なのに冷たくするんだろう」「なんで会話もないんだろう」「嫁姑でも仲のいい人たちがいるのはなんでだろう」と日々思っていた頃でした。
こんな会話をして、ケアマネってそういう思いでやっているのか、私も夫に「あなたの母でしょ」と言っていたが、改めればならないなと思いました。
ケアマネはえらくない。
デイサービスで働いていた時、ケアマネはえらいと思っていました。
ケアマネになれば、デイサービスの人より上の立場になり、みんなより誇れて上から目線で接することができると思っていました。
デイサービスの相談員は、常にケアマネに「紹介してください」と言っていたので、ケアマネのほうが上だと思っていました。
私は上昇志向が強いみたいです。
パート時代は常に正社員になりたかったし、正社員になったときは相談員や主任になりたかったし、なんなら施設長になりたいとも思っています。
だから「ケアマネはえらい、上の立場、だからやりたい」と思ったのが一番のきっかけかもしれません。
ケアマネとサービス事業所は同等の立場で、同じチーム。
ケアマネになって思いました。
ケアマネはえらくない。
サービス事業所には足を向けて寝られません。こちらがお願いする立場です。色々やってくれて助かります。
あいつをギャフンと言わせたい。
ギャフンと言わせたい相手が居ました。
デイ時代の主任(私のことを嫌っていた)、M施設長、K施設長、同じデイや施設で働いていた尊敬できない職員。
私はプライドが高いので、負けたくないという気持ちでケアマネになりました。
そしてケアマネになって頑張っている自分を誇りに思いたい。
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