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個人開発への向き合い方

先日『みんなの感想文』というサービスをリリースしました🎉このサービスを作る背景や、個人開発での取り組みなどを紹介できればと思い、このnoteを書いています。 技術的なことはQiita を読んでいただければと思います🙏

こんなサービス作ったよ!

みんなの感想文』 - kansobun.jp

どんなサービスなの?

Webブラウザで感想文が作成できるサービスです。400文字 or 200文字の原稿用紙のどちらかを選択することができます。書いた感想文をシェアするとOGP画像としても表示されるのでSNS等のタイムライン上でも感想文を読むことが可能です。読書感想文、日常のポエム、映画の感想、音楽の感想など色んな感想文を書くことができるサービスです。

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リング・らせんの読書感想文を@あたかさんが書いてくれました🙏

作った経緯

上記の記事を読んで「読書感想文って、自分が小学生の頃から全く変わってないなぁ」と思いました。読書感想文を否定しているわけではなく、仕組みが進歩していないのでテクノロジーでなんとかできなかなぁーという課題感がありました。

何時間も本を読み、文章を推敲して書いた読書感想文のほとんどは、誰にも見られず記憶にも残らず消えていると思うのです。悲しいですよね。

原稿用紙の縦書きの良さは残しつつ、感想文のアーカイブを残すことができ、世界へ発信できるサービスが『みんなの感想文』です。読書感想文だけではなく、日常のポエムや、映画や音楽などの感想文など幅広いカテゴリの感想文が投稿されるプラットフォームになれたらいいなーと思いこのサービスを開発しました。

開発期間どれくらいかかった?

構想は頭の中にありましたが、気合いを入れて開発してから1ヶ月くらいでリリースしました。リポジトリを作ってから今日まで291commitしています。会社にスターバックスが入っているので平日の朝7時〜10時までの3時間を個人開発の時間に割きました。「朝7時に出社する」「毎日Gitにcommitする」ということを習慣化しました。仕事していると個人開発する時間を確保するのが中々難しいですよね...。他の個人開発者がどうやって時間を確保しているのか気になるところです...。

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個人開発で心がけていること

僕が個人開発をするにあたり心がけていることが3つあります。

1. メガベンチャーが参入して来ない領域
2. 一人で開発からローンチまでできる規模感
3. テック化が遅れている領域

明らかにテクノロジーで解決できていない課題があり、いろんな人が困っていて、なお且つその領域では100億以上の売り上げが無いのでメガベンチャーが参入してこなさそうな領域って探せば色々とありそうな感じがします。

『そんな小さいことしていたら、新しいものは生まれない』と、言われるかもしれませんし、『そんなんじゃ日本をぶち上げれないぞ』と言われるかもしれません。でも、いいんです。小さい会社や、一人の開発者が戦うためには、戦う場所を考えないといけません。自分の作るサービスで「世の中を少しだけよくする」ことができれば、それには価値があると信じて開発をしています。

「総合格闘家」として戦うのではなく「ローキックしかしないプロレスラー」として戦う。これが個人開発の戦い方です。

個人開発への向き合い方

『みんなの感想文』を作る前に、ちょっとしたゲームを作ってリリースしました。

このサービスの寿命は数時間でした。今現在はほぼ誰にも使われていません。このサービスをリリースして3日で作ったものは、3日の寿命(もしくはそれ以下)しかない。ということを学びました。3日間くらいでサクッとめちゃめちゃバズるサービスを作る天才的な開発者もいます。本当尊敬しています。僕にはその能力がありませんでした...(最初から知っていたんですけどね😂)

そして寿命の短いサービスを生み出してしまうことの罪悪感すごくありました(生み出してしまってごめんな...😂)。

「時間がかかってもいいので、自分が納得した状態でサービスをリリースする。そして長く付き合い、じっくり育てる

これが僕の個人開発の向き合い方です。個人開発でこれまで2つのサービスが収益を生み出しています(大した額ではないですが)。どちらもゆるやかに成長をしているので、じっくりと育てています。それがきっと個人開発の良さだと思うので、このスタンスでこれからも開発をしていきたいと思っています。

リリース後の反応

色んな人が感想文を投稿してくれています!感謝🙏

まとめ

もっと多くの感想文が投稿されるようにアップデートしていこうと思っていますので、ご意見ご要望がありましたら、@Fujiyama_Yuta までDMかリプライいただけたらと思います🙏

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