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子ども部屋の問題なのに、子どもの様子がイメージできない

自分の暮らしを自分で選べる人を増やす選ぶ暮らしラボ の藤原 友子です。

先日モニターを募集した「自分らしい暮らしの作り方 6か月コース」

「とても親切な講座ですね」

「何年も前に整理収納アドバイザー2級認定講座を受けましたが、その時の内容から、さらにパワーアップしている内容だと思いました」

という言葉をいただき、思わず笑みがこぼれてしまいました。


まだ、モニターさんは募集しているので興味のある方は、こちらから詳細をご覧になってください。

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さて、今日は反抗期真っただ中のお子さんを育てるお母さんとの会話で思ったことについて。


子ども部屋の問題なのに、子どもの様子がイメージできない。


Aさん(30代後半)は、中学生の長男と長女を育てるシングルマザー。反抗期の子どもの部屋が汚いと嘆いています。

Aさんが私に聞いてくるのは、

「子どものベッドの横に無印の棚は置ける?」

「子ども部屋には、ダイソーとセリアのカゴどっちがおススメ?」

「キャンドゥのカゴを与えてみたけどダメだった」

こんな収納のはなしが中心。

どうもAさんは、子ども部屋の収納を整えてあげれば、子どもが片づけてくれると思っているようです。


大きく間違い、というわけではないけど子ども部屋を片づけるを子どもなってほしいはずなのに、子どもを全く見ていない…。


子どもに片づけてほしいというより、散らかった子ども部屋をただAさんがキレイにしたいだけなのではないかと、思うのです。


子どもの部屋なのに、子どもの様子が見えてこないAさんの話。片づけの主役が子どもではなく、子どもの散らかった部屋。


なんだか違和感を感じつつも、よくある話だなと思っています。

見た目の問題は、本当の問題ではない


私も「片づけ」の仕事がもうすぐ10年目、月一の生放送の私のコーナーも、7年目かと思っていたら次回からなんと9年目に入るそうで、


それだけ、一つのコトに取り組んできたら、「片づけ」がすべてのように感じるけど、実は「片づけ」は、生活のごく一部にしか過ぎないと最近強く思います。


部屋が汚いから、片づけてほしいとか、溢れたモノを収納するための、棚が欲しいとか、そんな一部分だけを切り取ってもうまくいかないと思うのです。

片づけは、どんなモノを手にするか、そこから始まるし、使った時に、元の場所に戻すだけではなく、


どこにしまうのか、場所を用意したり、壊れたら、修理が必要かもしれない。


もう使わなくなったら、どうするのか?捨てるのか?譲るのか?もう少し手元に置いておくのか?など、どうするかも考えないといけない。


手にしたモノをどうするのか、モノとの関わり方が、「片づけ」だし、子どもが片づけてくれない、という問題になってくると、


モノとの関わり方だけではなく、どう子どもに行動を起こしてもらうか、声のかけ方や、どうやって教えるかという親と子の関係の問題も入ってきます。


表面に見える、部屋が散らかっているという問題は、目に見える部分で、非常にわかりやすい問題ではあるけど、本当の問題ではないかもしれません。


その目に見える部分を整えるために、モノとの関わり、だけでなく人との関わり、様々な暮らしの中のコトへのアプローチが必要になるのでしょう。


「片づけは」生活の様々なモノゴトのごく一部


「片づけ」は、生活のモノゴトのごく一部にしかすぎません。


見た目を整えるだけではなく、生活のあらゆる場面からのアプローチで見た目の問題が、いつのまにか片づくようになっていたというのが、理想の形なのかな、と思ったのでした。


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「自分らしい暮らしの作り方 6か月」でも、見た目を整えるだけではなく、一見片付けと結びつかないような生活のあらゆる面から、暮らしを見直していきます。

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