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不妊治療 採卵1回で約50万円(1-11[11])


① 第1タームの11回目 通算11回(1年目)
② 9月4日 10時30分
③ 妻 血液検査 内診 培養士さんからのお話 保険外471,320円
④ 私 通院なし
⑤ 第1ターム合計額736,280円 


培養士さんから卵所見

初めての採卵で4つの卵子を採取。
採卵2日後の電話で、1つの受精卵が確認できました。
この日、妻は受精卵の様子を培養士さんからうかがいました。

4つの卵子のうち、変性卵だった1つは廃棄。
未熟卵だった2つのうち、1つは培養できず廃棄。
もう1つの未熟卵は、培養後に顕微授精したものの受精確認できず廃棄。
1つの成熟卵が受精卵に。
受精6日目(9月1日)に凍結されました。

受精卵1号くん、正式には胚盤胞と呼ばれます。
胚盤胞には記号がつけられていました。
56-0-18-BC(+)収縮2回
それぞれの記号に意味があります。
①胚盤胞発生日 5日目
②凍結日    6日目
③Hactching    0(脱出なし)
④大きさ    18μm
⑤ICMグレード  B(5段階の中央)
⑥TEグレード       C(+)(6から10枚)
⑦凍結前収縮  2回

受精卵1号くん 56-0-18-BC(+)収縮2回

‐196℃で凍結された受精卵1号くん

6日目で凍結された受精卵1号くん。
液体窒素で-196℃凍結。
まだ一つの細胞ですから、ヒトと呼べるかは微妙です。
でも、この受精卵で妊娠し出産できたなら、人間と呼んでも間違いではありません。
体外受精だからできる経験。
全身凍結。
生まれてきたら、教えてあげよう。
「生まれる前に凍ってたことがあるんだよ」って。

採卵+培養で支払い465,480円

この不妊治療では、私たち夫婦は補助金の対象とならないタイミングだったため、すべて自費でした。
領収書では9月4日に支払ったことになっていますが、実際には採卵の日と今回の2回に分けて支払っています。

【支払額465,480円の内訳】
■採卵  170,000円
■媒精と初期培養  80,000円
■受精卵凍結  55,000円
■顕微授精  30,000円
■胚盤胞培養(前期) 35,000円
■胚盤胞培養(後期) 35,000円
■タイムラプス培養(前期) 15,000円
■タイムラプス培養(後期) 15,000円
■消費税  34,480円
つまり8月26日の採卵とその後の培養、凍結までで465,480円。
採卵当日の消耗品(採卵用器具)の支払いが43,200円なので、採卵1回でほぼほぼ50万円となります。

9月4日の診察検診料3,030円、検査料2,810円
これらを合わせて、9月4日の領収書は471,320円となっています。

女性ホルモン系ではない血液検査項目

この日の血液検査では、女性ホルモンの値は示されませんでした。
いつもと違い、WBC(白血球数)、Hbg(ヘモグロビン濃度)、MCH(平均赤血球ヘモグロビン量)、PLT(血小板数)、 PDW(血小板分布幅)とよく見かける検査項目でした。
採卵後ですから、女性ホルモンの値を診ることよりも、採卵後の妻の快復状況を診ることが目的だからです。
もともと貧血持ちの妻。
この日の数値は、正常範囲内に収まっていました。
次回の受診は、9月20日。


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