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「パパのこれやったよアピールは、いらない!」[R]

「洗濯物取り込んでおいたよ~」「おむつ替えておいたよ~」などといつもママに報告していませんか?
でも、ママがパパに報告することってほとんどないですよね。

自分のやった家事や育児を報告するパパ、想定外の事態が起きた時に対応にあたふたするパパ、パパからのやったよアピールにイライラしているママ、ぜひご一読ください。

マルチタスク型の妻とダブルタスク型?の私

妻は、よく言っています。

「いくつものやらないといけないことを考えながら、同時にいくつもの家事育児をこなしている」
「洗濯機が回っている間に、他にやれることを済ませておく」
「洗濯や洗い物をしながら、子どもに食事を食べさせている」
「次男をあやしながら、長男にピアノを教えてる」
などなど。

つまり、妻は自分のことをマルチタスク型だと認識しています。

実際に妻は、料理の途中で洗濯物を干して再び料理に戻ったり、掃除機をかけている途中で化粧をして再び掃除機をかけたりしています。

それに対し、私は、妻のようなマルチタスク型ではないですが、ダブルタスク程度に家事育児をこなしています。

洗濯機を回しながら、朝ごはんを作っています。

自分の歯を磨きながら、子どもに食事をとらせています。

次男を抱っこしながら、長男とおしゃべりを楽しんでいます。

妻は私のことを、妻と同じようなマルチタスク型だとは認識していません。

妻の認識からすると、私は複数の家事育児を同時にこなしていないということでしょう。

私の頭の中には、いくつかのやらないといけないことがリストアップされ、それらをすべて終わらせるまでの時間が設定され、どの項目をいつやるのかがプログラムされ、実行されています。

このような私のやり方と妻のやり方の大きな違いは、事前にプログラムされるか、それともされないかという点ではないかと思います。

たぶん、妻は、事前のプログラムなしに、頭に思い浮かんだ家事育児をどんどんこなしていっているのでしょう。

妻のやり方は、行き当たりばったりということではなく、頭の中にリストアップされた家事育児の順序などを事前には細かく考えず、経験などをもとに感覚を頼りに、次々に消化していく方法です。

夫婦での家事育児の仕方の違い

私たち夫婦のやり方の違いは、洗濯物を干す作業に見事に表れています。

妻は、かごに入れた洗濯物を手に取った順に、日の当たる物干し竿、日陰干し物干し竿、ピンチ、Tシャツ用ハンガー、肩保護ハンガー、ズボン用ハンガー、子ども用ハンガー、その他用ハンガーなどに手際よく干していきます。

私は、かごに入れた洗濯物を、まず、干すための道具(物干し竿やハンガー)の種類ごとに分けて置いていきます。

次に、大きな物を物干し竿に、そして、分けた種類ごとにまとめて干していきます。

どちらが早いかとか、どちらが乾きやすいかなどと比べたことはありません。

単に、私と妻とでは、やりやすいと思っている方法が違うのです。

他にも、夕ごはんから寝かしつけまで対応も、私と妻とでは違います。

私は、夕ごはんからのプログラムを次のように組みます。
  ①17:30 夕ごはんを食べ始める
  ②17:50 子どもに食べさせながら、自分の歯みがきをする
  ③18:10 子どもに歯みがきをさせながら、夕ごはんの片づけを始める
  ④18:20 片づけを中断し、子どもの仕上げ磨きをする
  ⑤18:25 子どもと一緒にピアノの練習をする
  ⑦18:35 子どもを一人で遊ばせ、片づけを再開する
  ⑧19:10 布団を敷く
  ⑨19:15 自分の着替えをする
  ⑩19:20 子どもをトイレに行かせ、着替えさせる
  ⑪19:30布団に入って、読み聞かせをする。

例えば、プログラム中の⑦で、子どものお漏らしが発生したとします。

お漏らしの処理に15分の時間をかけたとします。

その後、⑦の片付けを再開します。

私はその後のプログラムの時刻を15分ずらします。

すると、⑪の子どもの就寝が19:45となってしまいます。

私の場合、子どもがお漏らしをするなど、プログラムに組み込まれていない事態が発生すると、十分に対応できないということになります。

決めていた時刻までに、プログラムを完了できなくなります。

私の頭の中は、プログラムを完了することが目的を達成することにつながるとなっているのです。

したがって、子どものお漏らしを処理した後も、プログラムの完了に向けて、身体が動き続けます。

妻の頭の中には、大まかな流れのイメージはあるのでしょうが、私のようなプログラムは組まれていません。

子どものお漏らしなどの不測の事態が起きても、妻の中で優先順位の低いものを削って19時半に就寝させます。

妻は、食器や調理器具だけを片付け、時間のかかるシンク回りや生ごみなどはそのまましておくなどの対応により、不測の事態に対応しています。

そもそも、妻は、19時半に子どもを就寝させるためといった目的も、状況に応じて変化させるようです。

子どものその時々の様子から、19時半に就寝させることより優先される事項が新たに生み出されてくるのです。

私からすると、目的が変化することは想像の域を超えていますが、妻はそれほど臨機応変に対応していきます。

やり終えたことを妻へ報告する私

洗濯物を干す作業や夕ごはんから子どもの就寝までの家事育児のように、私の中では、その日の家事育児もプログラムされています。

開始時刻や終了時刻を決め、その時間内にやり終える項目を事前に決めているのです。

だから、私は、やらないといけないことの中で、何がすでに終わっているのか、この後、やらないといけないことは何かを妻と確認し、プログラムを組もうとします。

「ごみ出しの準備しておいた」
「お風呂の予約をしておいた」
「上履きを洗った」
「アマゾンで注文しておいた」
「シーツと枕カバー入れて洗濯機回した」
「5分前ぐらいにオムツ替えた」
「食パンとトマトを買った」
などなど

妻は、やり終えたことを私に伝えることはしません。

私のやり終えたことを妻に伝える行動について、妻と話しました。

「やらないといけないことの中で、何がすでに終わっているのか、この後、やらないといけないことは何かを確認するために伝えている」と私。

さらに、「やり終えたことを伝えると、『パパのこれやったよアピールはいらない!』って言うけど、すでに終わったことの確認やこれからやらないといけないことの把握をするために伝えているだけで、やったよアピールしているわけじゃない」と、付け加えました。

すると、妻は言いました。

「私は言ってないけど、ママ友が言ってたよ。ママたちはパパのやったよアピールにイラつくんだってね!!」

あれ、もしや、妻もイラついてる?

そう言えば、さっき妻がトイレ掃除しててくれてたような・・・

世の中のパパたちーーー!!

パパのこれやったよアピールはいらなーーーーい!!!!

自分のアピールより、ママのやってくれたことへの「ありがとう」が先でーーーーーす!!!

いつも読んでくださってありがとうございます。 もしよかったら、もう少し私のnoteにお付き合いくださいませ💘 【全記事一覧】 https://note.com/fujiwaratakahiro/n/nd102e99cfc35