富士通×ServiceNowのタッグが実現するビジネス変革の最前線~ServiceNow最大の年次イベント「Knowledge24」出展レポート~
こんにちは!富士通広報note編集部です。
2024年5月7日から9日にかけて、富士通の重要なグローバルパートナーである米ServiceNow社が開催する年間で最大のイベント「Knowledge24」がアメリカ・ラスベガスで開催されました。世界中のServiceNow※ユーザーやベンダーに加えて、メディアや投資家、アナリストなど2万人以上(ServiceNow社発表)が集まるこのイベントに富士通も参加し、トークセッションやブースでの展示を通してServiceNowと新たな戦略的パートナーシップ(2024年5月7日発表プレスリリース)をはじめとする様々な取り組みの成果をアピールしました。世界中のお客様のビジネスプロセスを変革する最先端のオファリングを紹介します。
※ServiceNow:社内の業務システムを統合管理でき、コストの全体最適化や管理の一元化・効率化が図れるクラウドプラットフォーム
富士通とServiceNowの戦略的パートナーシップについて
今年で18回目を迎えるServiceNow最大の年次カンファレンス「Knowledge」。今年のイベントテーマは「Put AI to work for people」、AIを私たちの仕事にいかに活用するかという意味が込められています。
富士通が出展したブースでは、生成AI技術を始めとする独自のテクノロジーをServiceNowのサービスと連携させることでクロスインダストリーに社会課題を解決する事業モデル「Fujitsu Uvance(ユーバンス)」の様々なオファリングのデモンストレーションが行われました。
◆製品開発プロセス全体をデジタル化させる「Product Project Management」
製造業の現場では、市場競争の激化や需要の変化、事業規模の拡大や品質管理基準の厳格化などの様々な要因を背景に、製品開発のプロセスの複雑化が課題となっています。「Product Project Management」 は、ServiceNowが提供するプラットフォームを基盤として、ワークフローを用いて、製品設計プロセスを標準化、自動化することで、作業の効率化や人的エラーの削減が可能となります。
◆「Fujitsu Kozuchi for Vision」 × ServiceNowで作業現場の危険をいち早く検知
ブース展示の中でひときわ注目を集めていたのが、富士通のAIサービス「Fujitsu Kozuchi」を活用した映像分析・検知のデモンストレーションです。富士通が研究開発したAI技術である骨格検知AIを搭載した「Fujitsu Kozuchi for Vision」を活用して、定点カメラで撮影された映像から特定エリアへの不審な人物の侵入を検知し、アラートをServiceNow上に通知することで、速やかなインシデントへの対応を促すデモを実施しました。この技術により、安心・安全の確保のために不特定多数の人の立ち入りの制限が必要な製造や物流の現場における課題解決に貢献します。
ほかにもブースでは、お客様がServiceNowを徹底活用できるよう、使い込んだ先に見えてくる課題を解決し、お客様の変革を加速させるアドバイザリーサービス、「Fujitsu Customer Advisory and Support Excellence for ServiceNow」(通称:CASE)についても紹介しました。
また、「Knowledge24」では連日様々なトークセッションが行われ、富士通で「Fujitsu Uvance」の推進を担当する副社長COOの高橋もメディア向けのイベントに登壇し、富士通とServiceNowが新たに締結した戦略的パートナーシップについて発表しました。今後、富士通が掲げるマテリアリティの一つである「デジタル社会の発展」にむけて両社の取り組みをより緊密に強化していきます。
◆富士通 ServiceNow事業部 山口 肇 事業部長からのコメント
世界中でビジネス変革に取り組むチャレンジャーが一堂に会する「Knowledge24」で、富士通自身の変革の取り組みを踏まえ、社会やお客様へどのような価値を提供し、「Fujitsu Uvance」が目指すネットポジティブを実現させていくかを、ServiceNow社の強力なサポートを通じて広く紹介することができました。富士通のServiceNowビジネスはグローバルなOne Teamで結束し、拡大に努めていきます。今後のServiceNowビジネスのさらなる発展にご期待ください!