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帝京大学理工学部情報科学科 ①なぜ入学したのか

2023年3月をもって3年間在籍していた帝京大学理工学部情報科学科を卒業しました。ここでは入学に至った経緯について記載します。



目的

  1. ITの基礎知識を学ため

  2. グローバルでの就業の機会を見出すため

1.ITの基礎知識を学ため
私は文系学部を卒業後、SIerに就職したものの学生時代にIT周りの経験を積んでいませんでした。加えて会社同期の情報系出身者や理系出身者のスキルに圧倒されたためどうにかスキルを補う必要があると考えていました。そのため資格取得等を行なっていたものの、そもそもの基礎がサッパリな状態であることを痛感したため、基礎を学ぶ必要があると感じた点が大きかったです。

2.グローバルでの就業の機会を見出すため
日本以外の多くの国では、職種に関係のある学部や専攻出身者が就業に際して圧倒的に優位です。例えばIT領域ではCSやIS、経営領域ではBusinessやAccounthingといったものが当てはまります。私は法学部卒業のため、IT領域の海外就業を考えると、CSやISの学位の保有が望ましいと考えました。そのため入学を検討しました。

入学時の状態

  1. IT知識

  2. 数学

  3. 物理

1.IT知識
アプリケーション系のエンジニアのため、業務でプログラミング言語やデータベースは利用していました。そのためその領域の授業はついていきやすかった印象です。それ以外はお察しです。。。
2.数学
高校時代は文系コースのため、数学3は履修していませんでした。そのため高校時代からの復習をしないと全く授業について行けませんでした。
3.物理
高校では物理は選択していないため、高校時代からの復習をしないと全く授業について行けませんでした。

卒業後の状態

  1. IT知識

  2. 数学

  3. 物理

1.IT知識
既存で業務で学んだ知識はその復習にしかならなかった印象です。
しかしインフラ関係(NW, OS)は業務で縁がなかったため、学ぶことが多々ありました。特に授業を通じて、知らないワードや原則が大幅に減らすことが出来ました。その点は非常に役立った印象です。
2.数学
基礎的な数学科目(線形代数、微積分)は軽くこなすことができるようになりました。大学の授業でレベルが高い(?)科目(ラプラス、フーリエ、群論)に関しては正直計算がすらっとできる状態かといえば怪しいです。しかし、理論や公式自体はある程度覚えている状態です。
3.物理
勉強してみたものの結局あまり理解できませんでした。正直単位取得のために暗記勝負をして単位取得を乗り切っただけだと思います。

入学による副次的メリット

入学時には知識の習得や海外就労といったことを目的としていました。しかし、入学した結果幅広いITを学ぶ機会を得たため、どのような領域に興味があるのかを知ることが出来たことが、結局のところ自分には良かったと思っています。当初はエンジニアとしてのスキルアップと考えていましたが、システム開発自体よりも、システムによってビジネスを向上させる方に興味があることを知ることが出来たのは間違いなく大学での勉強を通じてだったと思います。

まとめ

様々記載しましたが、CSを体的に学べたことは非常に良かったと思います。ただ卒業した今となっては、己の興味関心を知ることが出来たことが最も良かったということが感想になります。

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