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<特集>【体験者が語る!】学部にとらわれない業界・業種・職種選定のススメ!

こんにちは、今年で採用支援の仕事をして丸10年になる藤岡と申します。
いよいよ就活解禁!まさに選考真っ最中の皆さまに、
就活経験をしたからこそお伝えできる業界選びについて書かせていただきます!

簡単に自己紹介を。
・栄養士を目指して栄養士資格の取れる農学部へ入学。
・将来のキャリアの幅を広げるために中高理科の教員免許を取得できる教職課程を履修。
・就活をきっかけに、就活前には考えていなかった営業職で内定。
・その後、10年間営業職として勤務しながら、
 チームマネジメントや面接官、SNS運用など、現在の会社で職種に捉われず様々な業務にチャレンジしています!

よろしくお願いしますっ!
それでは、私の就活を簡単に紹介します!

まず、最終入社を決めたタイミングは4回生の3月15日です!
迷いに迷った結果、4月入社ギリギリのタイミングでの決断となりました。
そんなスタートでしたが、現在、今の会社で11年目を迎えています。
10年やってきて思うのは、就活の選択・会社選びそのものには、
正解や不正解は無く、自分で正解にしていく他ないと感じます。
とはいえ、迷いがあるのも事実。

では、そんな私がどんな就活をしていたか?
本格的な就活を開始したのは、大学の3回生の12月でした。
ざっと流れを説明するとこんな感じ。

・12-3月は会社説明会・エントリーシート提出・先輩に情報をもらう!などを中心に右も左も分からずとりあえずできることをやっていた。
・4-6月は選考に進みながら、会社説明会にも継続して参加。
 内定持ちつつも納得就活を目指して辞退し、再度就活開始!
・6-7月は教員免許取得のための教育実習
・8-9月は学部の実習
・10-12月は卒論発表準備
・1-2月卒論提出!その後、すぐに3度目の就活開始!説明会参加 
・3月 今の会社に出会い内定!

今見ると中々ハードな1年でしたね!

こうやって見ると私の就活は大きく3つに分かれます!
➀第1期就活ステージ 本格化する前の就活準備、説明会参加期間
②第2期就活ステージ 就活本格化後、面接を通して気づいた自分の就活軸 
➂第3期就活ステージ なりふり構わず、とにかくやってみる! 

この3つのステージに分けて、
今回の本題である
学部にとらわれない業界選定という軸で書いていきます!

まず、就活を進めていく上では
業界・業種・職種 の3つの選び方があると思ってください。

【業界とは】
企業を産業で分類したものとなります。
イメージでは メーカーはモノを作る。小売は仕入れた商材を消費者に販売する。など産業構造の事を指しています。
様々な情報にもよりますが、大きくはメーカー・商社・小売・サービス。金融・マスコミ・IT(通信・ソフトウェア)・官公庁/公社/団体の8つの業界に分かれます。

【業種とは】
業界からさらに細分化したものと捉えて下さい。
メーカーの中でも食品メーカーと製造メーカーでは、
産業構造は同じですが、業種は異なります。
●●メーカーや○○商社のこの○○に当たる所が業種と捉えて下さい。

【職種とは】
実際にサービスを提供する際に担う役割に近いイメージです。
分かりやすいのが販売・営業・事務・店長職といった括りです。

そのため、希望している会社や業界がどんなサービスを誰に届けているのか?その中でどんな役割(仕事内容)があるのか?
会社によっては、様々な事業展開をしているケースもあるため、
そのあたりを意識してみるだけでも、業界研究・会社研究になると思います。



私自身は、こういった就活の進め方をしていなかったため、
いきあたりばったりの就活をしていました。

➀第1期就活ステージ

私は元々、栄養士を志していたため、栄養学科へ入学しました。
栄養士での就活は4回生の後期から本格化するケースが多いことが分かっていたため、選考が早く進む食品メーカーを中心にエントリー⇒説明会参加。
という流れで進めておりました。

この時の心境としては、
とりあえず、農学部とはいえ理系だから食品メーカーとかの方が良いのかな、、、?という簡単な動機でした。
んーー。
ビビっと来るものがない!
悩んだあげく、とりあえず大手企業エントリーしてみよ!
結果書類で落ちる。
自分の知っている食品メーカーの選考は終わってきているぞ、、、、汗。
・・・・撃沈。

ここで気づいた!

②第2期就活ステージ突入!

理系の学部だから、食品メーカーに絞って受けていたけど、
このままじゃ決まらない。。。。。

よし!とにかく業界問わずに1社受けてみよう
という流れで受けたのが人材大手の企業でした。
そこで、説明会・選考を通して、自分が提供したいサービスや
自分の目指したい理想像をイメージした時に、
「栄養士」「理系」「食に関わる仕事」これにこだわらなくても良いのではないか?と感じました。
それよりも、どんな自分で在りたいか?それを実現できる職場はどこか?
どんな考えで会社を経営されていて、そこで働く人がどんな思いでどのように働いているか?その軸の方が大切だと気づけたのです。
これはおそらく、業界や業種を絞って就活を進めていた、
第1期のステージでは気づけていませんでした。

方向性は決まった!ピース!☆彡したのは良いものの、
そんなにうまくは上手くは進みませんでした。
卒論没頭タイムを過ごします!
卒論提出を無事完了させて、2日だけ卒業旅行に行き、
再度就活へ!

➂第3期就活ステージへ!

ここまできたら、なりふりなんて構ってられません!
とにかくDO!DO!DO!
行動あるのみです。
でも不思議と、焦りはなかったのが事実です。
それは、おそらく自分の就活の軸が決まっていたから。
それは、「どんな自分で在りたいか?」を言語化出来ていたからです。
それさえブレなければ、多少志望業界や業種が違えど、やっていける!という自信があったからです。
何とか内定もいただき、現在11年目に突入しました。

振り返って思うことは、もっと前から業界問わずに進めておくべきだった。

理系だから、、、文系だから、、、○○学部だから、、、、
そんなことは全く気にする必要はありませんでした。

今はネットやSNSである程度の情報を集めることはできます。
ただ、リアルタイムで会って知ることは、
この就活のタイミング以外には中々無いと思います!
だからこそ、自分の世界を学部や過去の経験だけで決めてしまうのではなく、一度全く興味のない業界や業種を知る機会も作ってみてください!
その経験を通して、皆様にとってより良い選択ができることを願っております!
これからも頑張っていきましょう!!




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