見出し画像

論功行賞って悪いこと?

 自民党の役員人事が行われています。功績に応じてふさわしい賞を与えることを論功行賞(ろんこうこうしょう)と言いますが、マスコミは毎度のこと総理総裁が行う人事について論功行賞だと批判的に伝えます。どうすれば良いのでしょう?

 利用するだけ利用して、のちには派閥を取り仕切る力があるような人は切り捨てるべきなのでしょうか。つまり安倍さんや麻生さんの時代は終わった。世代交代だとお払い箱にすべきなのでしょうか。ライバルだった河野陣営、河野さんや小泉さん、安倍さんの政敵?石破さんを重用し太っ腹なところを見せるべきなのでしょうか。

 適材適所を考えて、未来を担う人材を育てるため積極的に若手を登用し、支えてくれた人に報いる人事を行おうとするのは普通だと思うのですが、どうすればマスコミに褒められる人事になるのか新聞社やテレビ局は、模範となる人選はこれだ!と発表して欲しいものです。(ビートたけしが出演するような番組なら、やれそうな気もしますが、やっぱり難しいかな。)

 一番身近にいる岸田派の登用を控えて各派閥からの不満を抑えつつ、適材適所を考えた岸田さんらしい、マスコミからすれば面白くもおかしくもない人事が今後も続くと思います。適材適所、それぞれが力を発揮してくれることを願っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?