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人生は「つながり」で出来ているから、ゆるく友達を作った方が豊かになるよねって話

昨日、帯を書いた記事と同じ方なのだけど、これもなかなか感動した。

保育園の謝恩会で、こんなことを話すお母さんというのもなかなかすごいが、息子がバカにされたことを見返してやると言ったらば、仮面ライダーについての会を開いてしまうような人なので、さもありなん。


でも、私も昔から、なんで1年生になったら友達100人作らないといけないの?と考えていた方なので、こういうことをいう子供はいるだろうなと思う。そして、そう聞かれた時にどう答えるかというのは、ある程度考えておいたほうがいいかもしれない。特に子供のいる方は。

その答えとして、友達がいると自分ができないことを頼める、という解を提示している。

自分の友達が100人でなくてもいいの。友達の友達も合わせて100人いれば、どんな敵が来ても、どんな大変なことが起こっても、「それ、私得意!僕好き!」って人が必ずいる。
そしたら、「今度は何が起こるかな?誰の力が使えるかな?」ってワクワクしながら前に進める。1人ではできなかたったことがたくさんできるようになる。

しかも、その友達は、年上でも、おばあちゃんでも、外国人でもいいし、なんなら、そのほうが解決の幅が広がっていい、とまでいう。なぜなら、友達は一緒に何かする仲間のことだから。

友達って「助けて」「教えて」って言い合って、できることを一緒に増やしていける相手のことを言うのだと思う。

子供への説得に、レンジャーやプリキュアを使うのはなかなかのテクニック。

みんなが知ってる〇〇レンジャーとかプリキュアとかって仲間がいるよね。
それぞれ性格も違うし、顔も違うし、得意なことが違う。
みんなで力を合わせて戦うよね。
そうやって敵(初めてで不安なこと)を倒すよね。

そう、子供たちは、そういう番組を見て、仲間の大事さを学ぶはず。

しかも、直接の友達が100人じゃなくていいんだ。

直接の友達は5人しかいなくても、その5人には別の友達がいて、そうやって繋がれば一気に100人になる。

ここも大事なポイント。つい、友達が多いことを計りがちだけど、多いのが偉いのではなく、つながっていることが良いのだ。

そして、嫌いな友達もいて良いのだともフォローする。

100人もいたら、円になっても一列に並んでも一番遠くにいれば話をしなくてすむ。
自分は友達にならなくても、友達の友達で繋がっておけばいい。

そして、そこでイジメや排除は得ではないと説く。力を分散することになるから。ゆるく繋がっていると何かの時に味方になってくれるかもしれない。

自分が嫌でも自分の友達の友達として繋がっていたら、いつか、困った時にその子が自分を助けてくれる。
悪口を言わず、離れる。
これができたら、友達の輪はすぐに100人になる。

この悪口を言わずに離れるというのが大事だけど、意外に難しい。

この文章の最後は、お父さんお母さんから子供達への言葉になっていて、それも大変参考になるのだけど、それは、本文を読んでください。

で、これを読んで、なるほど、友達100人できるかなってのは、直接の友達じゃなく、友達の友達まで含めていいんだ、とってもSNS全盛時代にフィットした話だなと感心した。

そして、そういえば、いつも誰かに助けられて生きてきたことを思い出した。

誰かに紹介されて職を見つけ、誰かの紹介で仕事をし、誰かの紹介で問題を解決してきたな、と、自分の人生を振り返って思った。自分から履歴書を送って受けた入社試験は全て失敗し、なんなら3年前にハローワーク通いをしていた時は履歴書で撃沈してばかり。今の会社に入ったのも、遊びに行って旧知の社長と話をしているうちに決まったのだった。

大人になってからの友人も何かのきっかけで意気投合したとはいえ、誰かの紹介だし、妻は友人と開催していた異業種交流会で知り合ったし、自分なりのサードプレイスになっている場所も飛び込みではなく、友人の紹介え行った店だったりする。

今や、どこかで出会った誰かとfacebookやmixiやnoteで繋がって(会ったことがない人は友達申請でOKしません)楽しく読んだり、会話したり、コメントしたりというのが、自分の生活を豊かにしていることは間違いない。

これからも、そうしたゆるく繋がった「友達」と人生を過ごしていければ、多分、幸せなんじゃないかな、と考える次第です。

サポートの意味や意図がまだわかってない感じがありますが、サポートしていただくと、きっと、また次を頑張るだろうと思います。