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7月1日はレジ袋について考える日になったので、色々調べてみた

今日から二つの消費関連の出来事が始まります。

二つの出来事が始まる日

一つは、レジ袋の有料化。もう一つは、キャッシュレス還元の終了です。

キャッシュレス還元の終了が始まったというのも変な言い方ですが、6月30日まで還元された2%や5%が無くなったわけです。

そして、マイナポイントの申し込みが始まります。でもポイントがつくのはまだ先で9月からですので、焦らず待ちましょう。

コンビニで買い物をすれば、2%は割引になったり、ポイントになったりしてきたわけですが、消費税が2%上がったから、行ったり来たりだった気がします。

その2%がなくなるということは、つまり、ここから正味の10%と向き合う消費行動の始まりとも言えます。

そりゃ、使うお金は減りますよね。外食もしたくないし、買い物もしたくなくなりますよね。

コンビニで異なる有料化への対応

しかも、コンビニで買い物すると「袋どうしますか?」とか聞かれるわけです。3円だそうです。

セブン‐イレブン:3円/特大のみ5円
ファミリーマート:3円(税込)
ローソン:3円(税込)
ミニストップ:2円/特大のみ4円

ミニストップは6月1日から有料化を進めてましたね。

そして、さすがなのはセコマです。

コンビニチェーンのうち、北海道に拠点を置くセイコーマートは7月1日以降も、バイオマス素材30%配合のレジ袋とした上で、無料配布を継続する。

この会社は独自の施策をとりますね。考えが聞きたいものです。

理由は聞いても納得いかない

さて、なぜレジ袋が有料になったのか、とか、それにどういう意味があるかとかは、いろんな記事がありますので、そちらをどうぞ。

世界がやっているから日本も。以外の理由は見つかりませんけどね。

聞けば答えますよね。公式回答はあるでしょう。

国民生活に直結し、エコバッグで代替でき、まず第一歩の取り組みとしてふさわしいと考えたからです。諸外国でも、レジ袋から取り組む先行事例が多いということも挙げられます。2015年のEU指令では、各国に軽量のプラスチック製袋の使用量を2025年末までに一人当たり40枚以下に削減することなどが定められています。2008年には中国で、2010年にはアメリカの一部でもレジ袋を有料化する規制がなされています。

でもやっぱり、外国もやってるから以上ではないように思えます。

プラスチックは、非常に便利な素材です。成形しやすく、軽くて丈夫で密閉性も高いため、製品の軽量化や食品ロスの削減など、あらゆる分野で私たちの生活に貢献しています。一方で、廃棄物・資源制約、海洋プラスチックごみ問題、地球温暖化などの課題もあります。私たちは、プラスチックの過剰な使用を抑制し、賢く利用していく必要があります。

レジ袋は燃やせばいい

もちろん、プラスチックゴミの削減は重要でしょう。

海に捨てる奴はバチが当たればいいと思います。

基本的には、私はプラゴミは燃やしてしまえば良いと考えています。

プラスチックはもともと石油なので、よく燃える。燃やしたときに出る熱は、一般の生ごみより多い。だから、プラスチックごみも、燃やしてその熱を利用すれば、見方によっては「エネルギーの再利用」ともいえる。一般のごみにまぜて燃やしたり、固形燃料にしたうえで燃やしたり、いろいろな方法がある。いずれにしても、たんに燃やしてしまうのではなく、発生した熱で発電したり、温水をつくって周囲の施設で使ったりするプラスチックごみの処理方法をサーマルリサイクルという。

熱回収とかリサイクルとかではなく、ゴミ焼却ボイラーの焼却温度を上げてダイオキシンを出さないようにするのに有効だからです。

ダイオキシン類は有機化合物が塩素の存在下で300~500℃の温度で加熱される時に生成する。そして800℃を越えた状態では100%分解される。

さらに言えば、廃プラを燃やすとダイオキシンが出るというのは間違いです。

だから塩素を含まない廃プラ(ポリエチレン、スチロール、ABS等)はダイオキシンとはとは関係ない。廃プラならダイオキシンが出るというのは間違いである。

燃焼温度を上げるには、生ゴミだけでは難しいので、石油を足すようにプラスチックを一緒に燃やして仕舞えば良いと考えるわけです。

さらにレジ袋の利用実態を考えれば、ゴミ出しに使えるように改良するのも一案ではないでしょうか。専用ゴミ袋を販売するよりも、レジ袋をゴミ出しに使えるようにする方がもやしやすそうな気がします。

レジ袋はプラゴミのメインなのかサブなのか

大体、レジ袋がプラゴミに占める割合は小さいという意見もあります。

レジ袋1枚の重さを大きめに見積もって10グラム、年間約150億枚とすると全部で15万トン。国内で出るプラスチックごみの総量は年間約900万トンなので、レジ袋のしめる割合は1・7%。レジ袋は身近で目につく使い捨てプラスチックではあるが、プラスチックごみ全体にしめる割合は、ほんのわずかだ。

ところが、紙袋利用を訴える会社のサイトでは話が違います。

プラゴミの約8割がレジ袋だそうです。

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それにしても、レジ袋の枚数も違うし、プラゴミの量も違うんですが、何が本当なのでしょう?

プラゴミが900万トンというのが事実で、そのうち燃やされたりリサイクルに使われないのが、400万トンくらいということのようです。

どうも、プラごみとレジ袋の話は、立場によって使われる数字が変わっているようですね。

エコバックは安全なのか

レジ袋有料化になって、エコバックを使う人が増えたとしても、そのエコバックは衛生的なのか、ウィズコロナ時代に安全なのか、というと、色々問題もあります。

東京医療保健大大学院の菅原えりさ教授(感染制御学)は「エコバッグだけを気にしても意味がない。確かにレジ袋は清潔な印象だが、店員が触れており、リスクが低いという根拠はない」と過剰反応を戒め、「3密の回避や手洗いなどを徹底すべきだ」と呼び掛ける。

よく消毒した袋を持っていって、自分で詰める方がいいようですね。

どうも、見ていくと良し悪しがあるようですが、レジ袋の有料化でプラゴミが減ればいいんですけど、そんなに簡単にいくのか心配です。

結局、3円コンビニに払う人が増えて、コンビニの経営が安定するならば、それもいいんですが、エコバックに誰が詰めるかで揉めたり、余計なプロトコルが生まれるだけのような気もします。

私は、結局、袋を持っていくのを忘れてコンビニでレジ袋をもらってしまったらば、次に、そのコンビニ袋を取っておいて使おうと思いますけどね。

コンビニのレジ袋をリユースするという新しいエコな暮らしです(違




サポートの意味や意図がまだわかってない感じがありますが、サポートしていただくと、きっと、また次を頑張るだろうと思います。