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「ゲノム編集、精度3000倍向上 数年で実用化へ 九州大など」という記事

こんにちは、藤沢優月(文筆業)です。

2023年4月11日の報道となりますが、ご紹介させてください。
絶対に、知っておいた方がよい情報ですので。


「『近代科学の担い手』と、高らかに自称している方々の意図は、こちら方向に流れている」

この事実を、具体的な出来事をともなって、把握しておいたほうがよいと思うからです。


ちなみに、なぜ、このような辛辣な言い方になってしまったかの説明は、後半部にあります。


安全性の問題が、これほどまでの巨大な規模で、幾億人の人生を脅かしている渦中です。
しかも、二度と元に戻せないかもしれないという、重大事。


それにもかかわらず、発想が性急で、安易すぎると感じています。
果たしてこれが、科学の本来あるべき姿勢であり、周りや後輩への手本と言えるのであろうかと。


私は、ちなみに女性ですので、生命を脅かされかねない行為に対しては、とりわけ辛辣になります。
命を生み出す性として、命の健やかさを破壊されかねない行為に対しては、本能的に辛辣です。

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生物のゲノム(全遺伝情報)を自在に改変するゲノム編集技術「クリスパー・キャス9」が抱えていた課題を新技術で解決し、改変の精密さを3000倍向上させることに成功したと、九州大などの研究チームが11日、英専門誌で発表した。
数年程度で実用化し、安全な遺伝子治療の実現に役立てたいとしている。

クリスパー・キャス9は、塩基という物質が鎖状に連なり遺伝情報を表すゲノムの本体、DNA(デオキシリボ核酸)を狙った場所で切断したり、任意の塩基配列を挿入したりする。標的の場所への案内役の物質と、DNAを切断するはさみ役の酵素からなる。切る能力が強すぎて、標的以外の場所も切断してしまうという課題があった。

研究チームは、案内役の物質に、シトシンという塩基を付加すると、DNAとの結合力が下がり、切断する能力が低下することを発見。シトシンの個数の適切な調節で、狙った場所だけ切断する正確さが19倍も向上することを突き止めた。

これまでは誤った場所の切断で細胞が死滅することがあったが、今回は大半の細胞に影響がなく安全性が1800倍向上。狙い通りの遺伝情報に改変する精密さも3000倍向上した。
これらの課題は、多数のゲノム編集の実験結果から成功したものを選べる場合は問題にならないが、選別できない場合は大きな問題となる。海外で臨床試験が進んでいるクリスパー・キャス9を活用した遺伝子治療では、標的外の切断を原因とする細胞のがん化リスクが指摘されている。

しかし、今回の新技術は課題の解決につながる。
川又理樹・九州大助教は「社会実装に向け特許を出願済みで、既にベンチャー企業も設立した。1年程度で遺伝子治療の臨床試験を開始し、数年後の実用化に結び付けたい」と話している。

産経新聞

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「遺伝子(ゲノム)をいじっていいのか」
「遺伝子を操作することは、その人の存在の根幹を、恣意的に操作することではないのか」

このことに、まだ、倫理的な答えは出ていない。


しかも、重ねての言及となりますが、万一何かが起こってしまっても、二度と、元に戻せないかもしれない。

ゲノムを、操作するということ。
それは、生命にとり、それほどの深部を操作するということ。


このような前提であるはずなのに、どんどん実用の話が進む。……要するに、こういうことだと思う。

「出し抜かれてしまえば、儲けのチャンスが少なくなる」

要するに、どこかは、いつかはやる。
それなら、我先に……ということなのだと推察します。

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もうひとつ、見ておかなければならない問題がある。

このニュース。
バックグラウンドの知識がない方なら、きっと、
「そうか、時代はそこまで進んだのか」
「安全性が高まるなら、いいことではないか」
こんなふうに、安易に、ニュースをうのみにしてしまうかもしれない。


ですが、おそらく、このような記事を併せて見ておくことは、必要だと考えます。

記事タイトルをリンクしますので、リンクから飛んで、各記事をご一読ください。
ことは、そんなに簡単ではないと思われます。


「科学」というものの、正の面も負の面も、等しく直視しようとしている方々。

何より、手近な儲けよりも、「安全性」という重要な問題について、真摯な認識を持っている面々。
その方々の意見は、ちょっと異なる。

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まずは、IN DEEP さんの記事から読むと、全容がわかりやすいと思う。

打ってしまった方も、勇気を出して読んでみて。
あなたの安全や、今後の身の守り方に、とても関係してくると思うから。

[重大局面]ファイザー社ワクチンが、DNAで汚染されていたことが見出される……。これにより「永遠のスパイクタンパク質生産」という厳しい概念が浮上。確率は推定3分の1

「ブレーキのないmRNAを意図的に」入れて 「ロットごとの性質が自然に変わる」仕様…:欧州医薬品庁が2020年にファイザー社に表明した重大な異議の驚くべき内容。しかし接種キャンペーンは開始された

ワクチンスパイクタンパクは「ほぼすべての種類のヒトヘルペスウイルスを再活性化させる」ことを示した論文をもう一度読んで気づいたファイザーワクチンの怪…

ワクチン後の損傷、巨大な血栓、未知のタンパク質、そして逆転写と「切断されたmRNA」との関連

IN DEEP


「いわゆる、新型コロナウイルスワクチンに、最初から、大きな悪意があったのではないか」

この、DNA 混入および、終止コドン
(stop codon)切断の一件。
世界的に、巨大な衝撃でした。


ところが、知らない人は、まったく知らない。


まんまと打ってしまった人で、知らない方も。
打ってしまった人にとっては、重大な情報であるにもかかわらず、です。



なぜ?
報道されないからです。
情報とは、「報道しないこと」によってもまた、コントロールされている。



(溢れるほどの情報を届けるネットやテレビが、なぜ、タダで見られる? 
タダで、番組一式を提供できる以上に、はるかに儲かるからと考えるのが、正常な思考では? ……ちなみに、スポンサーの皆さまは、誰でしょう)



「情報は、意図的にコントロールされている」
これがデフォルトの状態……と知らなければ、認識する世界がずれてゆく。

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続いては、世界的な免疫学者の、荒川央(ひろし)博士。
荒川先生も、本件を超絶重大事ととらえ、記事を作ってくださいました。


RNAコロナワクチンにDNAが混入している
新田剛先生への返答: RNAコロナワクチンへのDNA混入スキャンダルについて

コロナワクチンDNA混入疑惑についての村上康文先生との緊急対談
混入ベクターDNA配列の見つけ方について: McKernan博士の生データ再解析

RNAワクチンに混入したDNA検出の追試法 (1): 微量DNA精製法について
RNAワクチンに混入したDNA検出の追試法 (2): DNA、RNAの直接的定量法
なぜmRNAワクチンにDNAが混入するのか

世界的な免疫学者、荒川央(ひろし)先生の note より


上の記事が、専門的すぎて難しい方。
ナカムラクリニックの中村先生が、噛み砕いてご説明くださっています。


コロナワクチンの作り方

ナカムラクリニック

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以上、(きちんと読んだ方にとっては)難しい話が続きました。


要するに、ゲノム編集の実用化なんて、「そんなに簡単な話ではない」ということ。

こんなに、事故(あるいは悪意の操作?)が、続発している。
それなのに、ゲノム編集技術を、数年後に実用化とか……。

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重要なことは、これではないだろうか。

「あなたや私、誰かの幸せを、大切にする」
「安全で、安心に生きられるための技術」

これを「科学」と呼ぶのではないかと、私は考えている。

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「結果がどうなろうと、現状に責任は負わない」
「科学者は、科学だけをやっていればいい」
これを「科学」「科学者」とは呼ばないと、個人的に考えている。

近代科学になる前の、大学の、科学者のカリキュラム。
そこには、哲学の講座が必ずありました。

歴史学を学ぶ機会があるなら、決して消せない、歴史上の事実です。

科学者は、哲学を学ばないと、科学者になり得ない。


つまり、
「何のために、この技術を開拓するのか」
「その技術は、人や地球の幸福と、どのような因果関係にあるのか」
「倫理的に、その行為は、許されるのか」
この問いであり答えを、自分の中に持たないと、科学者にはなれなかった。

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そして、現代の、「今ここ」目の前の状況に戻るなら……。

情報を追えていない人は、このような状況に、また、巻き込まれてゆくのだろう。
「なんだ、便利になったね」
と。


お願いですので、あなたは、そんなことにならないようにと祈ります。

いろいろ、めちゃくちゃになっている状況から、身を守ってほしい。
場合によっては、直接、命に関わることにもなるから。

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それでは、また。
あなた様の時間が、安全で、穏やかなものでありますように、心から祈ります。


コーヒーを奢っていただき、ありがとうございます。 感謝します。 総合 INDEX はこちらです。 ご活用いただき、自身の安全を守ってくださいますように。 https://www.officeonsa.com/yuzukifujisawa-essay/opening-eyes/