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駅地下団体PR

※本記事は、藤沢市市民活動支援施設情報誌「F-wave」2023年11月号の特集記事を転載したものです。紙面全体は以下のリンクよりご覧いただけます。

湘南台駅地下で、団体による市民に向けたPRを実施!

9~10 月、今回で4回目となるパネル展示「私たちの市民活動紹介」を市民活動プラザむつあいの主催で開催しました。

会場は湘南台駅地下アートスクエア。展示期間中には「トークイベント」が行われ、展示参加団体が駅地下を通る一般の市民に向けて団体PRの発表をしました。

PRの仕方は団体の特色が出ており、パネルの前で内容を説明する団体もあれば、視覚障がい者の誘導支援の実演、ウクレレの演奏、ミニミュージカル、英語での発表など、バラエティに富んだトークイベントとなりました。

このパネル展示及びトークイベントは「一般市民の方々に団体PRをして団体を知っていただく」「自分たちの活動をPRする広報力を鍛える」「団体同士で交流する」という目的で実施しました。

ご参加いただいた団体には、パネル展示前に全3回の広報講座を受講していただき、広報の実践の場としてパネルを作成、発表に挑んでいただきました。発表していただいた団体の皆さんから、参加したご感想をいただきました。

参加者の声①藤沢市肢体不自由児者父母の会/富永良子さん

会場となる【湘南台アートスクエア】は駅構内にあり地続きにフラットなため、車いすでもスムーズに会場入りできました。

トークイベントでは長男と前に出て、団体の紹介と展示について、簡単にではありましたがお話させていただきました。( 登壇スペースへも段差等なくスムーズに移動できました)。

地域でさまざまな活動をされている団体の皆さんについて、直にその姿をお互いに見てお話をうかがったり演奏を聞いたり、とても良い経験になりました。長男は、高校生ミュージカルの皆さんやウクレレの演奏にじっくりと聞き入っていました。

これまで展示には3回参加しましたが、トークイベントははじめての参加。フリートークの時間は長男と遠巻きに会場を眺めている感じでしたが、そんな中、何組かの方にお声がけをいただきました。

実際にわが家の長男のような子どもや家族の姿をみて、「この街にもいるんだなあ」と実感していただけたり、私の事はご存知でも長男とは「はじめまして」で、「今日は会えてよかった」と言っていただけたり、うれしい交流がいくつかありました。

ハンディキャップのある長男にとっても、こうして地域の活動の場に顔を出す事は得がたい経験になったのではと思いました。

同時にこれが長男や私のような主たる介助者にとって「今できる社会人としての社会参加」であり、回り回って地域を耕す事につながっていくのではと手応えを感じました。

参加者の声②ウクレレの会 アパパネ/平澤亜希子さん

トークイベントはとても楽しかったです。

他の団体の外国人の方とお話ししたら、藤沢市民まつりでラインダンスをされていたメンバーの方だと分かったんです。私もラインダンスをやったことがあるのですが、なんと、先生が同じ人!その外国人の方から『ラインダンスの曲をウクレレで弾いてみたら?』とご提案いただきました。

見えていなかった繋がりが出来たり、新しいアイデアが生まれたりと、収穫の多いトークイベントでした。

インターネット上でしかお会いしたことがない方と直接お会いしてお話が出来たり、他の団体とのコラボレーションが生まれたりして楽しかった。気後れせずにもっとお話をすれば良かったです。

* * *

編集後記

団体の皆さんの発表や交流する姿を見て、「団体とPR対象となる方とのつながりだけでなく、団体同士の交流が大切」だと改めて感じました。

参加された団体の方が他団体の方との共通点を探したり、発表への興味や感じたことを伝えたりすることで、各自の世界を広げている雰囲気が伝わりました。

藤沢市市民活動支援施設では、市民活動団体の活動のお手伝いを行っています。12月には、藤沢市役所でのパネル展示やクリスマス交流会が開催されますので、ご参加お待ちしております!


~パネル展示「私たちの市民活動紹介」参加団体~

・特定非営利活動法人湘南FP相談室
・特定非営利活動法人湘南ふじさわシニアネット
・特定非営利活動法人湘南マンション管理組合ネットワーク
・イルミネーション湘南台
・藤沢市肢体不自由児者父母の会
・ふわふわの会
・The Shonan Post
・でじたるガイド
・高校生ミュージカル Aqua
・藤沢市せっけん推進協議会
・湘南トーストマスターズクラブ
・ウクレレの会 アパパネ
・湘南とアジアの若者による未来創造事業実行委員会
・藤沢市誘導奉仕会サンウォーク
・湘南混声合唱団
・湘南アルゼンチンタンゴダンス同好会
・じゃおクラブ湘南
・湘南市民ワークショップ

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