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徒然なるままにAIに向かひて

どうもごきげんよう、デジタル推進室の中の人です。

今回はいきなりですが、まずは皆さんに文章を読んでいただくところからスタートさせてください。

なお、先に申し上げておきますが、次の文章は、以下のようなインプットをしたうえで、生成AIに生成してもらったものです。

※これを一瞬で書けるほど、中の人は文才に恵まれておりません。誤解を避けるためにも、あらかじめ ご承知おきください。

☆生成AI 利用したときのプロンプト ポイント☆
★毛利元就さんの“三本の矢”の逸話をベースに
★もし、矢の職人が“カーボンの矢”を作ってたらどうなるのか
★DXになぞらえた逸話にアレンジしてほしい
みたいに、インプットしたらとっても興味深い文章が生成されました。という感じです。

それでは、大体3分くらいあれば読めるかと思いますので、まずはお読みください。

昔々、毛利元就は息子たちに「一本では簡単に折れてしまう矢も、三本まとめれば簡単には折れない」と説き、協力の大切さを教えました。
しかしある日、矢の作り手が最新の技術を取り入れて、カーボン製の矢を作成しました。
元就は早速息子たちを集め、例の三本の矢を折るデモンストレーションを試みました。
ところがカーボン製の矢は非常に頑丈で、一本でもなかなか折れない。
焦った元就は息子たちに言いました。「皆、この矢を折ってみよ!」しかし、誰もその矢を折ることができませんでした。
元就は思わず「こんなことでは、私の教えが台無しだ...」とつぶやきました。
しかし、ここで息子たちが知恵を絞り、新しい解決策を見つけました。
彼らは「父上、確かに一本でも折れませんが、これこそ新しい時代の象徴です。
私たちも新しい技術を取り入れ、個々の専門性を活かしながら強固な組織を作り上げるべきです」と提案しました。
元就はその言葉に感心し、「そうだ、これからは各々がその役割を全うし、最新の技術を駆使して強い組織を作る時代だ」と悟りました。
そして、息子たちは専門性を活かし、DXの推進を図ることで、強固で盤石な組織を築き上げました。

まずは、これはこれでおいておいて。
いやー、有名な逸話ですよね、毛利元就さんの“三本の矢”。日本の戦国時代も好きで、“三本の矢”のお話は、今も昔も変わらず、組織論の本質を突いているなぁ、と思い、子供が3人いたら、いつかやってみたい!などと思ったものです。
ちなみに、“三本の矢”の逸話(オリジナルのほう)は創作なんだそうです。
でも、毛利元就さんが活躍した当時の中国地方では、まさに群雄割拠、いろんな勢力がひしめき合っており、非常に不安定な情勢。一族が手を取り合って助け合わなければ、明日、一族が生き残っている保証もない!だから、一族同士で争ったりしないで、一致団結しないといかんよ!という姿勢を明確にするために、“教訓状”というものを息子たちに送って諭した、という事実はあったようですから、こうした毛利家を取り巻く一連の状況からすると、まことにリアリティ感じるフィクションだな、と感じます。


で、今日なんの話なの?ということなんですが、ここからが今回のお話のキモ。(前置き長くてすみません。)

唐突ですが、冒頭にお読みいただいた“三本の矢(DXアレンジバージョン)”と比べて何が違うのということですけど、列挙してみてください。

例えば、オリジナルの逸話では、矢=一本なら確実に折れる前提になっているけど、DXアレンジバージョンだとカーボンで“矢”って、、、折れないでしょ。うにゅー、ってなるってなるし。
なんか元就さんかわいそう。。。とか。 なんでもいいです。(あ、ぜひ お時間のある時にでもどうぞ!)

…いろいろ出てくると思いますが、
このお話にちりばめられた要素を、一個一個違いを拾っていくと、いま私たちが取り組んでいる行政DXというテーマにおいて、結構本質的に吸収するべきポイントがあるなぁと感じられる、いろんな要素が掘り起こせることが分かるのではないかと思います。

いくつか、現代のDX時代だからこそ組織として気にしなきゃいけないことがアレンジバージョンで表現されているので、それを基に自治体DXの本質だけ抽出してみました。

というか、ここでも生成AIを使ってます。(中の人、相当ラクしてます。)

プロンプトで こんな感じの指示をしてみました。

★めちゃくちゃ面白く、逸話をアレンジしてくれましたね!ありがとうございます。では、生成してくれた文章に基づいて、自治体DXの本質的な要素を抽出して、わかりやすく解説してみてください。
という感じですかね。

これを、生成AIに読み込ませると、こんな感じのアウトプットが出てきます。

自治体DXの本質 ⇒デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進において、自治体の組織が盤石であることは非常に重要です。毛利元就の「三本の矢」の逸話にあるように、協力が必要ですが、現代のテクノロジーの進化により、新しいアプローチが求められています。
専門性の活用 ⇒各メンバーが持つ専門性や役割をしっかりと果たすことで、組織全体の強化が図れます。カーボン製の矢のように、個々が強くなることで、結果として組織全体が一体となり、より強固な基盤を作ることができるのです。
柔軟な対応 ⇒新しい技術や手法を取り入れ、柔軟に対応することが重要です。元就がカーボン製の矢を見て焦ったように、変化に対応することは簡単ではありません。しかし、その変化を受け入れ、柔軟に適応することで、組織の進化が促進されます。 コミュニケーションの重要性 組織内のメンバー間のコミュニケーションも欠かせません。情報の共有や意見交換を活発に行うことで、新しいアイデアや解決策が生まれやすくなります。これは、DX推進においても同様で、各部署やメンバー間の協力が重要です。
ビジョンの共有 ⇒DXの推進には、共通のビジョンを持つことが大切です。全員が同じ方向を向き、同じ目標に向かって努力することで、一体感が生まれ、成功に近づくことができます。

このように、毛利元就の逸話を現代に置き換えると、DXの本質は個々の専門性と協力、柔軟な対応、コミュニケーション、そしてビジョンの共有にあると言えるでしょう。自治体がDXを成功させるためには、これらの要素を大切にすることが求められます。
まとめ⇒ 今回の記事では、毛利元就の「三本の矢」の逸話を現代のDXに置き換えて考えてみました。元就の教えが示す協力の重要性は、現代のテクノロジーと専門性を取り入れることでさらに強固なものとなります。DX推進においては、専門性の活用、柔軟な対応、コミュニケーション、そしてビジョンの共有が不可欠です。これらの要素を意識し、自治体DXの成功を目指していきましょう。

・・・生成AIさん、完璧すぎます。

いや、ホント、生成AIさんのおっしゃる通りと思います。

先ほど書いたように、“三本の矢”の逸話は、現代の組織論としても、リーダー論としても、非常に根幹的かつ普遍的なものではありつつも、DXにおいては、さらに、常に新しいアプローチを取り入れることが、何にもまして重要です。

最近は、日々新しいテクノロジーが生まれ、日常生活含め様々な場面で、テクノロジーが、人類の生活そのものの在り方を激変させています。同時に、いろんな社会的背景から、さらなる効率化・省力化を迫られる。そんな時代のど真ん中に置かれた我々は、まさにデジタル戦国時代の真っただ中にいるわけです。

そのような時代を生き抜いていくには、いかに順応して、社会の流れさえも、自分たちの味方につける、ある種の生存競争に勝ちあがっていく必要があるわけで、そういう一連の流れのなかで、キーになってくるのは、常に新しいアプローチを模索し、アップデートし続ける、という、本来的なモチベーションをいかに組織に根付かせていくかというところにあるのではないか。と。

そうしたアプローチの、わかりやすい一つがテクノロジーの活用であって、“カーボンの矢”(=新しい技術の象徴)を、取り入れる“柔軟性”だったり、それを受け入れるための“体制づくり”であったり、さらには、組織全体でTo-Beを共有する“一体性”、そして、組織全体を包み込んで、同じ方向を向きながら付き進めていく“リーダーシップ”など、様々な要素を併せ持つことがすべて同時に求められているのではないかと考えます。

うん。。。。めちゃくちゃ深い。

行政という旧来的な組織がDXの真価を正確に捉え、単なるデジタル投資だけで終わらず、効果が持続できる形で自らを拡充的に変えていくためには、そうした点をわかりやすく、組織内に伝えていくことって大事だと日々感じていますし、私自身は、そのなかで何ができるか毎日構想しています。

noteでの寄稿も、そんなところに目的がありまして、楽しくわかりやすくをモットーに、ゆるーく続けていきたいなと思っています。(ネタ探しがネック。。。続くかなぁ。)


ということで、今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。それでは、また次回の記事でお会いしましょう!

次回は、この話を踏まえながら本市のデジタル人材育成の考え方などに触れてみようかと。(記事全体が 次回記事の前置き、というオチでした。)

過大なご期待はなされませんように!(笑)

おしまい