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言葉の選び方で仕上がりが大きく変わる

身体の使い方は言葉で大きく変わります。アレクサンダー教師がレッスンで慎重に言葉を選ぶのはそのためです。ちょっとした言葉の違いでも仕上がりは変わってきます。

「上の前歯を固定させる」
「上の前歯を安定させる」

「指に力を入れすぎない」
「指を動かすのに必要な力を使う」

「楽器に息を入れる」
「身体から息を出す」

「音を拡げるように」
「音が拡がるように」

「音を合わせる」
「音を溶け込ませる」

これを読んだだけで身体の様子が変わった方もいると思います。些細な違いなのでこだわりすぎと言われそうですが、身体は言葉通り動いてしまうので、丁寧に考えたいものです。

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心と身体の緊張を解くヒント 演奏を向上させる知識やアイデア アレクサンダーテクニークを使った楽器奏法 クラリネットの奏法、力を発揮できる考えかたや習慣を身につけたい方におすすめです。

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