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チューニングのA(シ)を楽にクリアに吹くコツ

クラリネットの「シ」、チューニングに使われる「A」の吹き方です。この音は詰まったり、割れたり、潰れたり、ぼやけたり、出遅れたりと、トラブルが出やすい音です。今日はこの音を楽にクリアに吹くコツを書いてみたいと思います。

・・・と、その前に!この音は楽器が調整されてないと出にくいんです。楽器の調整、半年以内だったらギリギリOKかも。何年も調整してないという方は、まずは楽器を調整してもらってから試してみてくださいね。

また、リードやマウスピースが自分に合っていないと、どんな奏法を取り入れてもうまくいかないので、素直に音が出るセッティングで試してみてください。


では書いていきますね。

この音は難しい割に「息を太くベルまで入れよう」ぐらいしか指導されていないかもしれません。

クリアな「シ」はこれから書く4つのことが実行できると、面白いくらい楽にいい音が出ます。

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1,328字
心と身体の緊張を解くヒント 演奏を向上させる知識やアイデア アレクサンダーテクニークを使った楽器奏法 クラリネットの奏法、力を発揮できる考えかたや習慣を身につけたい方におすすめです。

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