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余計な力が抜けない理由

力まないように、力を入れ過ぎないようにしているのにすぐ戻ってしまう・・なぜでしょうか?否定形の言葉「〇〇し過ぎない」を使っているのも理由の一つですが、それだけではありません。

それは力まなくてはいけない理由があるから。


例えば「指を力まない」と思っていても、指で楽器を支えていたら力みは取れません。力を抜いたら楽器が支えられなくなってしまうからです。

喉の力を抜こうとしても抜けないのは、喉を締めて息のスピードを出しているから。喉の力を抜くと音が出にくいので抜けません。

「口を締めないように」がやめられないのは、唇でリードに圧をかけて音を出しているから。締めるのをやめると音が出なくなってしまいます。

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心と身体の緊張を解くヒント 演奏を向上させる知識やアイデア アレクサンダーテクニークを使った楽器奏法 クラリネットの奏法、力を発揮できる考えかたや習慣を身につけたい方におすすめです。

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