「1小節ずつのリレー演奏は、常に音楽の中に居続ける訓練になりました」グループレッスンご感想・6/18
スケール――――
今回もスタッカートの難しさを実感しました。先生が「正しいやり方を知らなくてもそれっぽくは吹ける。でもその先の演奏をしたくても出来ない」という事を聞いて、時間はかかるかもしれないが習得していきたいと思いました。
私はリードに舌を付けたまま滞りなく息を流し続けるのが苦手なのですが、今回も教えていただいた練習方法を根気強く実践していきたいです。
出来ないときの効率良い思考方法も役立ちそうです。出来なかったときはなぜ出来なかったのかクイズ形式で考えて答えを探してみる。また出来たときは、何故今回成功したのかも。
出来た時こそスルーしがちなので、出来た事を継続する習慣になりそうです。クイズ形式で考えてみるというのもがとっつきやすいと感じました。
吹く前に「いらない準備」をしてしまいがちなのですが、先生の「こんにちは、という時に『こ』の発音準備はしないよね?」の言葉に合点がいきました。
今回も「決める大事さ」について再確認できましたが、まず「決める」ことで練習が効率よく進められることがわかりました。
身体をゆるめた時に息が自然に入ってくるブレスの練習として、息を吐き切ってから数秒止めて…のやり方を皆で試したところ、いつもより腹筋が「ぶわっ!」とゆるんで大量の空気が入ってくるのが体感できました。頑張って吸わなくても「こんなに入るんだ!」と驚きました。
エチュード――――
どうしても四角四面な演奏になってしまう時、カウントの仕方を変えることで推進力や自然な緩急が生まれて演奏しやすく、聴いている方も聴き易いということがわかりました。
リズムについてですが、聴いている人が予測した着地点からずれると違和感が生まれてしまうのですね。自分が録音した演奏を聴いた時なんとなく落ち着かない理由が判明しました。
楽しい演奏にしたくても難しかったのですが、先生のアドバイスで(以前のグループレッスンで成功した)「曲のイメージをパステルカラーで想像しながら吹く」を加えたところ、少し演奏が明るくなったように思えました。
「楽しく、楽しく!」と考えても自分への指示があいまいで出来なかったのですが、こちらの方がイメージして取り入れやすかったと感じました。
自分を落ち着かせようと、普段一人で練習している場所を思い浮かべて吹いてしまいましたが、先生のアドバイスで「聴いてくれている目の前の人を無視した演奏」をしていることに気づきました。
今までのグループレッスンで得た知識をすっかり忘れていたことにショックでしたが、おかげで思い出せました。聴いてくださる方の存在を大事に、相互にベクトルを意識しようと思います。
今回のリレー演奏は1小節ずつ、直前に指定された人が吹くという難易度が高いものでしたが、最後にはなんとか通せたので感動しました。
自分が吹いた後気が抜けると再度指された時吹けなくて止まってしまうので、常に音楽の中に居続ける訓練になったと感じました。それと、楽譜を見ながら指揮者を視界に入れておく練習にもなりました。1人が指差す係で、3人が吹く係だったのですが、指差し係もやってみるとタイミングが難しかったです。
ありがとうございました!沢山情報や体験があったと思いますが、すぐできるようにならなくても大丈夫です。毎回やり方を選択し直し進んでいきましょう.
7月以降のグループレッスン、わずかですが空きがあります。
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