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「欲張り練習」していませんか?

実りある練習にするための鉄則、それは欲張るのをやめることです。

曲中でのブレス練習では、ブレスの練習だけ。
(音を間違っても、ブレスの練習ができていればOK)

音を磨く練習では、理想をイメージして音を聴くだけ。
(音の粒が揃っていなくても、イメージして音を聴けていればOK)

リズムを正確にする練習では、リズムに注目するだけ。
(リードミスが出ても、リズムの練習ができていればOK)

練習するからには、ブレスも指も音もリズムも短時間で一気に全部マスターしたくなります。負荷を減らして練習を始めても、気がついたらフォーカスが変わってしまいがち。

でもこれが一番遠回りな練習です。頑張った割には収穫がほんのちょっとになってしまうんです。二兎を追うものは・・ですね。力みグセという困ったオマケもついてきます。

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心と身体の緊張を解くヒント 演奏を向上させる知識やアイデア アレクサンダーテクニークを使った楽器奏法 クラリネットの奏法、力を発揮できる考えかたや習慣を身につけたい方におすすめです。

【全記事読み放題】 ほぼ毎日更新! アレクサンダーテクニーク・クラリネット教師の豊永よしこがレッスンでお伝えしているエッセンスを投稿してい…

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