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「ただ「小さければ良い」「音が短ければ良い」では機械の演奏と変わらないし楽しくないとわかりました」グループレッスンご感想・11/27


11/27のグループレッスンのご感想を頂きましたので、紹介したいと思います。



・他の方も普段色々な場面でATを活かしている事が聞けて良かったです。自分が忘れてしまっていることも他の方のお話で「そういえば、そういう使い方もあったな!」と再認識できるのでいつもワクワクしながら聞かせていただいています。中でも、胃が痛い時の考え方の工夫や対処法についても興味深かったです。

・マラソンの走り方について見ていただいた方がいらっしゃいましたが、足音や背中の使い方に変化が見られたのも驚きました。

・私も、普段の生活でATを活用して来れている事が実感できました。歯の食いしばり癖がだいぶ軽減されたし(そのせいか7年苦しんだ肩の痛みがかなり減ったかも)、街に出かけた後が楽になったり、色々できるようになった気がします。

趣味の小物作りで難しい作業で煮詰まった時にも視野を広く取ったり、適当に肩の力を抜こうと思えたりなどで余裕ができたからか、集中力が適度に増したし、疲れも違う気がします。おかげで今まで「難しそうだな」と諦めていた工程にチャレンジしたりもしています。

・クラリネットの講師の方の質問が本当に興味深かったです。コロナ禍でのマスクをした生活が楽器演奏に及ぼす影響についても考えさせられました。教える立場としての視点の対応方法などを知る事ができて興味深かったです。

・イメージを先に固めておく事で、そこがどういうPPで、どういう種類のスタッカートで吹けば良いのか、ゴールが見えてくるのですね。ただ「小さければ良い」「音が短ければ良い」では機械の演奏と変わらないし楽しくないとわかりました。

・レッスンで先生が生徒にかけている言葉の意味について解説していただいたり、倍音の練習の効果がその場で見られたりと盛り沢山でした。みなさん苦手な箇所について、その場の倍音練習で発音がクリアで美しくなったり、音に広がりや深みが加わったのが印象的でした。


ありがとうございました!ATを生活に活用されているようで嬉しいです。クラリネットは技術ももちろん必要ですが、それをどう使っていくかの方法も知っていくと練習の成果がさらに出てくると思います。また一緒に学びましょう!

12月グループ、わずかに空きがあります。



✳︎ご感想全文

●印象に残ったこと、ご感想がありましたら教えてください。
今回はATの原理ということで、楽しみに参加させていただきました。いつもの「前回からの変化」を発表し合うコーナーでは、みなさんが普段色々な場面でATを活かしている事が聞けて良かったです。

自分が忘れてしまっていることも他の方のお話で「そういえば、そういう使い方もあったな!」と再認識できるのでいつもワクワクしながら聞かせていただいています。

中でも、胃が痛い時の考え方の工夫や対処法についても興味深かったです。

他にも、マラソンの走り方について見ていただいた方がいらっしゃいましたが、アドバイスで足音や背中の使い方に変化が見られたのも驚きました。

私も、普段の生活でATを活用して来れている事が実感できました。おかげで歯の食いしばり癖がだいぶ軽減されたし(そのせいか7年苦しんだ肩の痛みがかなり減ったかも)、街で目を使い過ぎて眼精疲労で気持ち悪くなることも無くなって出かけた後が楽になったり、色々できるようになった気がします。

やりたくない癖が出た時に自分で気づいてやめられるようになったからかも知れません。これが原理のうちのひとつ、インフィビションでしょうか?

あと、最近、趣味の小物作りの際にも変化がありました。難しい作業で煮詰まった時に視野を広く取ったり、適当に肩の力を抜こうと思えたりなどで余裕ができたからか、集中力が適度に増したし、疲れも違う気がします。おかげで今まで「難しそうだな」と諦めていた工程にチャレンジしたりもしています。


今回のテーマはタンギングでしたが、中でもクラリネットの講師の方の質問が本当に興味深かったです。コロナ禍でのマスクをした生活が楽器演奏に及ぼす影響についても考えさせられました。教える立場としての視点の対応方法などを知る事ができて興味深かったです。

演奏前の準備運動については私もやってみようと思いました。空気をしっかりと取り入れて集中できそうです。

自分の番では、所属している楽団の曲の一部(PPで超小さく、でスタッカートで吹く)について見ていただきましたが、ここでのアドバイスで「自分がどう演奏したいか、どう吹きたいかについてしっかり決めて吹く」ことで効率よく練習ができる事がわかりました。

しっかりとイメージを先に固めておく事で、そこがどういうPPで、どういう種類のスタッカートで吹けば良いのか、ゴールが見えてくるのですね。ただ「小さければ良い」、「音が短ければ良い」では機械の演奏と変わらないし楽しくないとわかりました。

あと、先生のアドバイスで「暗譜して体を動かしながら吹いてみた」ところ、周りの方からも演奏に変化が出てより自然になったと言っていただけました。

自分としては、「体を動かさなければ」というハードルが加わってより難易度が上がったと思っていたのですが、楽譜に齧り付いて「書いてあることをやらなきゃ!」から解放された分の力を演奏に回せたのかと思いました。

他の方の番でも、普段レッスンで先生が生徒にかけている言葉の意味について解説していただいたり、倍音の練習の効果がその場で見られたりと盛り沢山でした。みなさん苦手な箇所について、その場の倍音練習で発音がクリアで美しくなったり、音に広がりや深みが加わったのが印象的でした。

普段のレッスンで自分もいただいているアドバイスが、他の方の演奏でどう効果を発揮していくのかを目の当たりにできたのも、グループレッスンの醍醐味を味わえたと感じました。

上手な方がさらに上達する瞬間を目の当たりにできるのって励みになりますね。あと、やっぱり「息」の意識って大事ですね。今回も再認識できました。

今回も充実したグループレッスンをありがとうございました。次回お茶会楽しみです!いつも感染対策など色々お気遣いいただいて感謝しています。

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