「伸ばしの最後にリードミスが出てしまいます。どうしたらいいですか?」
美しいフレーズの伸ばしの最後で「キッ!」とリードミスが出てしまうと、メロディが台無し、メンタルにもダメージが来てしまいます。リードミスが怖くて腰が引けた演奏になるのはもっと残念です。
今日は伸ばしの最後のリードミスの原因と、対策を書いてみたいと思います。
まず、この法則を思い出してみましょう。クラリネットは
「リードを押さえる位置、面積、圧力の変化で音が変わる」
リードの押さえ方によって、同じ指づかいでも出る音が変わってくるんですよね。左手全部押さえる「ド」の指で「ソ」ー「ミ」ー「ラ」と上の倍音が出ます。
この法則のもと考えてみると、リードミスが起こるときは、リードを押さえる位置や面積、圧力が変わっている可能性があります。
そしてもう1つ、こんな法則もあります。
「息が変化すると、リードを押さえる圧力(人によっては面積や位置も)が自動的に変わる」
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