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「デジタル全盛の時代でも楽器演奏はアナログなので、0から1に向かう過程を意識することは大切だと思いました」グループレッスンご感想・12/4

グループレッスン「ATの原理」「タンギング」のご感想、続きます。



ATレッスンで印象に残ったのはエンドゲイニングについてでした。過程を見ずに結果だけ取ろうとする思考とのことでしたが、例えば上手い人のアンブシュアだけを真似するのは典型的なエンドゲイニングということが理解できました。

帰り道で思い出したことですが、プロ奏者になったイメージで演奏すると上手く行くという経験がありました。漠然とプロ奏者というよりは例えばライスターなど具体的な人物をイメージして演奏すると上手く行くことが多かったことを思い出しました。イメージすることで方向性が明確になり、体の各パーツが反応するからなのかと思いました。

Clレッスンでは、前日に初合奏のあったオケ曲を題材に見ていただきました。譜読み段階ということもあり譜面にかじり付きだったのですが、譜面をギリギリ見えるくらいの距離に置いて吹くと(実際はボンヤリで音程を認識できませんでしたが)音が飛んでいく感覚がありました。
心配な箇所は暗譜して譜面以外のところに意識を持っていくのがいいのかなと思いました。

低音域のタンギングでは歯の意識が薄かったので、そちらに意識を向けると音の輪郭がクリアになるのを感じることができました。低音域はあまり支えを意識しなくても音が出てしまうので、むしろ意識を持っていくのが大事だと思いました。

ゆっくりとした指の動きの練習も参考になりました。デジタル全盛の時代でも楽器演奏はアナログなので、0から1に向かう過程を意識することは大切だと思いました。

あとはお茶会も楽しかったです♪実はまだ発表会後の懇親会を体験できていないので、そちらも再開できるといいですね♪



ありがとうございました!「プロ奏者になったつもり」は確かに方向性がはっきりしますね。プロ奏者が演奏に至る過程を予測して実験するのも面白いと思います。またぜひご参加ください。

明日1名飛び込み参加可!1月〜3月も募集中です。

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