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残念ながらこれでは上達しない

楽器はただ練習すれば順調に上達するほど簡単ではありません。なかなか上達しない練習もあります。

私は趣味でチェロをやっていますが、チェロの練習になるとことごとくNGをやっていることに気づきます。それは情けないを通り越して面白いほど 笑 クラリネットのレッスンやnoteでは「こんな練習しちゃダメだよ〜」と言っているのに・・

私がダメと分かっているのに、ついやってしまうことは

・弾きながら譜読み
・うまく弾けないのに通す
・うまく弾けないのにインテンポで弾く
・身体の使い方は後回しでとにかく弾く

笑・・・これやっていると、上達は遅くなります。
仕上がりは遅く雑で危なっかしく、身体もあちこち痛くなります。でもコツコツやるより「音を出したい!」が勝ってしまうんですよね。私に限らず、初心者や楽器大好きな方に多い傾向です。

上達する練習はこの逆。

・吹かないで譜読み
・うまく吹けなかったら、短く区切って練習(最小単位、音2つから)
・うまく吹けなかったらゆっくり練習(超超ゆっくり)
・最低でも吹く前に身体の使い方に意識を向けてから吹く

この4つは、全楽器に通じる練習の鉄則だと思います。
あと私が上達にかなり関わっていると思うのは、練習ペースの作り方、レッスンの頻度、感情の扱い方です。これについてはまた改めて書いていきます。(おそらくどこかで書いていますが)

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心と身体の緊張を解くヒント 演奏を向上させる知識やアイデア アレクサンダーテクニークを使った楽器奏法 クラリネットの奏法、力を発揮できる考えかたや習慣を身につけたい方におすすめです。

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