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アレクサンダーテクニーク実践レポート「ランニング・2」

生徒さんからAT実践レポートをいただきました!ご紹介させていただきます。



上半身と下半身の連動、登り坂での頭、膝、視野の使い方を意識して、以前より自然に推進力を感じられるようになってきていて、練習を重ねて筋力はついてきた実感はあるのに、息が苦しくてスピードが上げられないのは何でだろう...歳のせいか、貧血のせいか、体重のせいか...と思っていました。

でも、先日のATのグループレッスンで他の方々が言っていた「胃を立体的に捉える」「骨格だけでなく内臓も一緒に動く(質量を感じる)」というのがきっとヒントだな:...と思ったので、それを思って走ってみました。(今までは体の動かし方を考えるのに、骨格だけでイメージしていました。)

そうすると、息が足りなくて苦しいのではなく、気管が痛くて苦しかった事に気付きました。

呼吸のリズムを自身で確認したくて、昔からの癖で、足の運びに合わせてスッスッハーと音を立てて呼吸することで、口、喉、気管に力が入って縮めていたような感じだったのかも...と。

呼吸のリズムは今まで通りにしますが、走るのに必要な空気をただ吸って吐く、単純にそれをすることで、これまでの抵抗による音、摩擦が減り、今までのペースで走る分にはとても楽になりました。スピードを上げるとまたどうなるか分かりませんが...今日嬉しかった事の報告です。


(次の日のご報告)
昨日は呼吸のリズムは変えずに...と思っていたのですが、楽器のブレスの仕方を何となく思い出して、吐ききって脱力すると吸いに行かなくても勝手に入ってくるというやつやってみました。

今までは、吸い過ぎると苦しいのは分かっていたので、2拍×2回短く吸って2拍かけてたっぷり吐く(吸う吸う吐くー)としていたのですが、試しに「先に全部吐く→吸わずに脱力すると入ってくる」をしたら超楽!!結果、いつもは45分かかるところ40分で走れました。

気候や体調が良かったのもあると思いますが、スピードを上げようと頑張った訳ではなく、自然に進んだ、という感覚でしょうか。走り終わった後もいつもの苦しさと疲労が減り、まだ走れると思いました。これか!行けるかも!!と楽しくなってきました🎵

今日も嬉しくて、どうしても先生に伝えたかったので、長い文章を読んでいただきありがとうございました🙇


ありがとうございました!楽に走れてタイムも短縮!素晴らしいですね。貴重な観察記録ありがとうございました。また遠慮なくご報告ください。

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