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1/15グループレッスンレポート「色々なプレイヤーの身体の使い方を観察する」「スタッカート」

1月2回目のグループレッスンのレポートです。今回は4名の方が参加されました。

レポートを続けてご覧になっている方はお分かりかと思いますが、グループレッスンはリピート率がとても高いです。

計算してませんが90%以上ではと思います。本当にありがたいことです。新しい方があっという間に馴染めるのも、リピートしてくださる方々のお人柄が大きいと思います。まだ少し空きがありますので、初めての方も気軽に来ていただけたらなと思っています。

グループレッスンでは始める前に最近起こったことやお悩みのシェアなどをお話しします。今回も様々な体験をお話しされていました。恐怖との付き合い方についてのご相談が多かったですが、そういう時こそATを使って頭の中から身体に意識を向けると変化が起こるかもしれません。

ベッドから起き上がるときにATを使う。腰痛にもAT


ATグループレッスンは、古今東西の有名プレイヤーの動画を見て身体の使い方を観察しました。こんな内容はここしかやってないというご感想をいただきましたが、その通りだと思います(笑)

今回は新しい動画も追加してみました。私の視点から色々お話しさせていただきましたが、それぞれのご感想があったと思います。

おなじみバルデイルさん

身体の使い方の視点で動画を見ること自体、新しすぎてポカーンの方もいらっしゃったかもしれません。私も何年も先生のお話にポカーンだったので、その反応は多分普通です。

ジャンルや人種、世代によっても違いがあるのも興味深かったですね。身体の使い方はその人が全て出るので、当たり前と言えばそうなんですが・・

こういう視点を知ってしまうと、人前での演奏は裸でいるより恐ろしいことだと気付いてしまうかもしれません。




クラリネットグループレッスンはスタッカートがテーマでした。
やりたい課題(アイヒラーのスケールや楽団の曲のフレーズ)でお一人20分くらいレッスンしました。

今回はキャリア数十年の方やプロの方の集まりでしたが、経験豊富な方でもスタッカートは一筋縄では行かないのだなと思いました。

スタッカートは基礎の集大成なので、何か引っ掛かりがある時は基礎に戻ります。スタッカートのはずが倍音練習になったり、身体を動かすことになったり、アレクサンダーになったり、構え方や指の力加減の調整になったり・・

倍音練習に戻っています

でも、基礎を復習してからスタッカートの課題に戻ると、音が変わったり、発音が良くなったり、余計なことをしてたことに気づけたりと変化が大きいんです。

遠回りのようですが、結局はこれが1番の近道なのです。みなさん近道好きですよね?私も大好きです。

寄り道後戻りをしていると思ったら、突然目の前が開けた!目的地にいた!が起こるのがATをベースにしたレッスンかもしれません。

他の方のレッスンを見学できる、安全な環境で人前で演奏できるのも得難い体験だと思います。私もATの学校のグループレッスンで、貴重な体験を沢山できたので、その効果を教室でも感じてもらえるととても嬉しいです。

2月はウォーミングアップとスタッカート2回目です。お席まだあります。

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心と身体の緊張を解くヒント 演奏を向上させる知識やアイデア アレクサンダーテクニークを使った楽器奏法 クラリネットの奏法、力を発揮できる考えかたや習慣を身につけたい方におすすめです。

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