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仕事

とくにまとまってないですが、イラストの仕事の話をします。

私が絵が生きていく糧になると思ったきっかけは
大学院卒業の時に助手の方から建築パースを描いてほしいと言われたことでした。
自分が好きなことで誰かに必要とされ、喜んでもらえるということは本当に嬉しいことでした。
そのまま就職先の企業で働いていたけれど、もともと絵が好きだったのでイラストは描き続けていました。
どんなにモヤモヤしていても帰った絵を描いたらいつも救われる気持ちになって、これが仕事になったらどんなにいいだろうとはずーっと思っていました。

会社を辞めて、順調に食べていけるなんて思ってもいなかったけど、でも目の前の仕事をコツコツ続けたら少しずつ知っていただけるようになったと思います。

仕事はまず、信頼関係で成り立っているということを最近は本当に実感しています。
私だから頼みたいと言ってくれる方がいて、そんな方に応えたいと、そう言ってもらう度に思います。
特に建築パースの仕事は、私が学生のとき建築に対してどんな態度でいたかを知ってる人が頼んでくれているから、あの時必死になっていて本当に良かったと思います。もうあんなに頑張れないからね…

自分の創作と、仕事の絵が全然違う気がしなくもなくて、最近少しどうしたとのかとおもっていますが
全然違う脳みそをつかっているので一人二役という感じで今は楽しいからまあ良いかと思っています。
まだまだ力が足りてない、と思うことも沢山あるけど少しずつ自分のかけるものを仕事と制作を通じてみつけていきたい。

仕事が来る窓口としてやはりSNSの力が大きいと感じます。SNSが無かったら新規のお仕事なんてこなかっただろうと思う。けれどSNSに救われている一方で、SNSの数で評価されうる世界に時々疲れたりもします。数は関係ない、そうはいっても目に見えてしまう評価に左右されないでいたい。好きな人は好き、という気持ちも大切にしたい。し、何より自分が1番お気に入りだと思えるものを描きたい。

仕事だろうと何だろうと、描きたいものを大事にしたい、これからもずっとそうでいたい。

スキだけでもとっても嬉しいです。サポートいただいたものは制作費として使用させていただきます。