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世界を変えたいからミスiDにエントリーした・7/20SHOWROOM配信振り返り

他人の容姿を揶揄するような言葉が時に整形手術や場合によっては自殺を決意させるほど人を傷つけること、TikTokで「俺(私)たちの思う定型の美と若さ」から外れている者は三枚目を演じることしか許さない、俺(私)たちの思う定型の美人しかSNSに自撮りを上げちゃいけない。
他人にかけたその呪いは遅かれ早かれいつか必ず自分自身にも向くこと。

私たちはその呪いの中で生きている。誰が決めたのかもわからない「定型の美」、女は脇をはじめ頭髪以外の体毛があるのは恥ずかしいという価値観、男は頭髪が少ないのは恥ずかしいという価値観、でもそれはそもそも本当に私自身の、君自身の審美眼の上に作られた共通の価値観だったんだろうか?

メーキャップアーティストのイガリシノブさんのプロフェッショナルを見た時に、イガリさんは生身の人間にメイクを施す仕事で私はバーチャルアバターの姿で活動してるという身で、やってることはまるっきり違うけど、でもおこがましいけどどこかですごく繋がっている気がして。

イガリさんはたぶんそれらの呪いに負けない強固な守りとエネルギーをメイクという方法で人に差し出してるんだと思う。誰がなんと言おうと私は自分のこの顔が好きだと思える自尊心を顔と心に施してるんだと思う。
私がやろうとしてるのはもうチートでもなんでもいいからそもそもその呪いの通用しない場所をもっと増やそう、ということなんだと思う。
方法論は全然違うけど目的はきっとおんなじ。今日も明日もオリジナルな自分を愛するために、それを誰にも邪魔させないこと。

今日まで色んな話をしてきたね。具体的に何故ミスiDに出たのか、ミスiDに出て何をしたいのか、ミスiDを終えた後に私はどうして行きたいのか。私の持ちうる全ての語彙を尽くしてそれを話してきた。
それ全部ひっくるめてつまり私が何をしたいのかというと、世界を変えたいただそれだけ。