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VRoid製アバターの私がミスiD2021にエントリーした理由。


まずは👆のエントリーのプロフィールを読んで欲しいんだけど、あちらは私なりにミスiDの文脈に則って、ミスiDのサイトで初めて私を知った人に向けて書いたものなので、このnoteでは私自身の文脈でどうして出ようと思ったのかについて改めて書きます。

私の活動の根幹は↓のnoteを書いた頃からずっとそんなに変わってないです。

アバターの顔や身体を使うという選択肢を得ることで、より自由な表現を手に入れられる女の子が、ミスiDの女の子やミスiDを好きなひとたちの中で増えるのなら、私はその才能を見てみたいと思いました。ファッショニスタを名乗り始めた頃からこういうことを目標として掲げる私であるのなら、ミスiDに出た方がいいんじゃないかと考えていました。

でもそれから時間が経つにつれ私を応援したり好きになってくれる人も徐々に増えて、「別にミスiDに出なくても私は私のやりたいことを私のやり方でやるということで十分なんじゃないか」という気持ちもよぎるようになりました。
そもそもミスiD周辺の女の子達の中に、私の「別に生身じゃなくてもいいよ」という言葉を必要としている人が本当にいるのかということも、正直確信のないままでいるのに。
生身の女の子達のためのオーディションに私が出る意味が本当にあるのだろうか。
そういうことに対する答えが自分の中で出ないままでいました。

でも5月に締め切りが迫ってきた頃に改めて自分の存在意義や在り方を見つめ直すある出来事がありました。

私は絵も描けなければデザインもできず、何の技術も持ちません。だからVRoidやVRoidのお洋服やカラコンやウィッグを作っているひとりひとりのクリエイターのみなさんがいなければ今の私の存在や活動全ては存在しませんでした。そして私が発することひとつひとつを受け止めたり楽しんでくれたりするみんながいなければ今日まで活動を続けることはできませんでした。
別にみなさんは私にそうしてもらうことを全く望んでいないかもしれませんが、私は勝手にどうしても、みなさんが作るものやくれた言葉や有りよう全ては絶対に素晴らしいし正しかったと言いたい、そう言うに足る存在になりたいと強く思うようになりました。

この半年、すべてがゼロの状態から気づいたら全速力で走り抜けてきてしまったけれど実際私はまだ全然加速度が足りてなくて、でもチート技全部使ってでも叶えたいそういう理想があるから、夢見る頃を過ぎてもっていうか、とっくに夢見る頃なんか過ぎてるから叶えたい理想は全部とっとと現実までひきずり下ろして来なきゃと、そう思ってエントリーを改めてもう一度決意しました。