2016年7月13日　旅14日目　パウエル湖（２）：レインボーブリッジ、といえば……

　朝起きて、ネットで野球の試合結果を確認。黒田博樹投手、前半戦最後のマツダスタジアムでの巨人戦という、最高のお膳立てで200勝達成……を期待していたのだが、残念ながら０−６で完敗だった。

　スポーツの世界についていつも感じるのは、こういう、みんなが期待している状況で、その期待に応えるのは、極めて難しい、ということだ。

　まあ、勝利数は減るものではないので、近いうちに達成してくれるとは思うのだけれど……僕が日本に帰るまで待っていてもらうわけにもいかないし。

　今日はパウエル湖をクルージングして、レインボーブリッジを観に行くために、6時30分に家を出て、7時30分の船に乗った。

　こんな早い時間なのに、けっこう乗客がいるのだ。

　そもそも、最初は10時半からのクルーズを予約していたのだが、「お前たちしか客がいないから」ということで、その便がキャンセルとなり、この朝早い便に振りかえとなってしまった。

　なんでそんな朝早く……と思ったのだが、実際にクルーズしてみると、昨日に引き続き”EXTREME HEAT”で、朝早くからでも、レインボーブリッジに行くための船着き場から15分歩くだけで暑さで頭が痛くなってきた。

　要するに、猛暑の真っ昼間に行くようなところじゃない、ということだったのだろう。

　レインボーブリッジといえば、あの『踊る大捜査線』の「レインボーブリッジ、封鎖できません！」を思いださずにはいられない。

　いや、実際にアメリカ版のレインボーブリッジを前にして、僕は一回、呟いてしまった。