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2016年8月3日 旅35日目 サンチアゴ(チリ)〜イースター島(1日目):モアイの島には、犬と公園が多かった。

 サンチアゴの空港のホテルを6時に出て、8時35分の飛行機で、イースター島へ。

 イースター島の名前は「モアイ」とともに知っていても、イースター島が属する国を知っている人は少ないのではなかろうか。もちろん、僕も今回の旅行まで知らなかった。イースター島って、チリの領土なのだそうだ。18世紀にオランダ人がはじめてこの島にやってきた日が、ちょうどイースター(復活祭)の日だったので、「イースター島」と名づけて、1888年にチリが領有宣言をしたとのこと。

 ちなみにガラパゴス島はエクアドル領で、クイズ王を目指している皆様は、知っておいて損はしないと思う。

 エクアドルのキトからペルーのリマまで2時間、リマからチリのサンチアゴまで3時間で合計5時間だったから、イースター島まで、まあ2時間くらいかな、と思いきや、イースター島は驚くほど遠く、6時間近く飛行機に乗り続けてようやく到着した。

 今回はビジネスクラスに乗っていて、ほぼフラットに近いくらいシートが倒せることに感動したのだが、席が窓ぎわで、隣にはおそらくスペイン語圏の人が座っていたため、フラットになっている隣人のシートをまたいでトイレに行きたいと言い出すことができず、フライトの後半は尿意との闘いになってしまった。ビジネスクラスは飛行機に乗っているだけであまり食欲もないのにしょっちゅう食べ物が出てくるし、英語どころかスペイン語でCAさんに話しかけられてまともに理解も返事もできないしで、非コミュ+アルコールをがぶ飲みするわけでもない僕にとっては、足が伸ばせるメリットはあっても、値段ほどの価値はなさそうな気がする。

 6時間も飛ぶだけのことはあって、サンチアゴとイースター島には2時間の時差があり、到着は現地時間で13時過ぎ。

 なんでも、イースター島というのは、いちばん大陸から距離が離れている人が住んでいる島で、南米大陸から3700kmも離れているそうだ。だから6時間もかかるのか……

 着陸時、飛行機の窓からモアイが見えるかと探してみたのだが、上空から見つけることは難しかった。

 ガイドをしてくれる人にレイをかけてもらって、ハワイに来たみたいだ、と思ったのだが、陽射しは強いものの、少し雨も降っており、けっこう涼しい。

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