2016年7月30日 旅31日目 ガラパゴス(3日目):ゾウガメと陸イグアナとチャールズ・ダーウィンに関する誤解
ガラパゴス3日め。
朝食後、朝のツアーにレジェンド号からゴムボートでイサベラ島に上陸しようとしたのだが、波が高くてなかなか上陸できず。僕たちのチームはなんとか間隙をついて陸に上がることができたが、後続は岸に近づいては引き返すの連続で、観光というより、上陸作戦のようだった。
今日は最終的には全チーム上陸できたが、これまで30回くらいガラパゴスに来ているというガイドさんによると、一度だけ上陸を諦めた高波があったそうだ。
上陸しただけでお腹いっぱいな感じだったけれど、そこから歩きで島内探索へ。
運が良ければ、ゾウガメや陸イグアナが見られます、と聞いて、ガラパゴスに来てゾウガメを見ないわけにはいかないのだが、見られないこともあるのか……と心配になった。
出発してしばらくすると、「カメ、カメ!」のガイドさんの声。道から茂みに入って覗き込んでみると、少し離れた草むらに、大きな亀の甲羅をみつけた。やった!ゾウガメだ!と、お題クリアを喜んだものの、遠目に甲羅をみただけなので、こんなものなのか、という物足りなさもあった。
だが、しばらく歩いてみると、なんと道の真ん中にゾウガメが!
すごい、でも、あまりに唐突に出現したことに驚いた。観光業者がこの場所に仕込んでいたのではないか、とうたがったくらいだ。
その後も、数頭ゾウガメを発見。
また、ガラパゴスといえば思い出す生き物で、ゾウガメと並ぶ二大巨頭、陸イグアナも見ることができた。
これも、最初は一頭見つけただけで大興奮だったが、いるところにはいるものだ。
僕は爬虫類一般は大の苦手で、山歩きをしていると蛇を見たくもないのに探してしまう。
陸イグアナも、日本でいきなり見かけたら、たぶん一目散に逃げだすと思う。
でも、ガラパゴスでは嬉々として近づき、写真を撮るのだから、おかしなものだ。
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