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2016年7月16日 旅17日目 アーチーズ国立公園〜デンバー:落ちそうで落ちない岩の話

7時半に宿を出て、アーチーズ国立公園へ。

家族のトレッキング疲れもあり、一番大きなランドスケープ・アーチまで、往復1時間のコースのみを歩くことにした。

道中で、野ウサギ発見。人間が近づいてもあまり気にかけず、何かを無心に食べていた。

このコースは、高低差が少なくてあるきやすい。トレッキングのキツさは、歩く距離よりも登り下り、とくに登りの高さの影響が大きいようだ。

好きな人は、このちょっとキツいのが良い、というのだけれど。

まあ、このランドスケープ・アーチまでくらいなら、アウトドア好きじゃなくても歩けるのではなかろうか。僕がそうだったから。

ランドスケープ・アーチもなかなか見ごたえがあり、労力と報酬という意味でもバランスがとれているし。

この世界最大のアーチ、全長が約90メートルもあり、近づいてみると、けっこう大きなひび割れも見える。

1991年には、大きな岩石の滑落がランドスケープ・アーチの下面からみられたそうだ。

大自然というのも、ずっと同じわけではない。

このアーチーズ国立公園、日本人観光客にも人気があるらしく、1時間くらいのトレッキング中に、2組から話しかけられた。

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