2016年7月22日　旅23日目 カナディアンロッキー（3）：世界でいちばん美しい湖

　朝食後、モレーン湖へ。ここは「世界でいちばん美しい湖」といわれているのだそうだ。スポーツの記録などの数値化できるものでなければ、こういうのは「美人すぎる○○」と同じくらいアテにならない、と思っていたのだが、このモレーン湖は、たしかに綺麗というか、ものすごく写真映えする湖だと思う。湖の青さと背後のカナディアンロッキー、湖面にうつる山の影。あまりにできすぎていて、僕がとった写真でも絵はがきのようだ。また、湖の広さも、ちょうど一枚の写真できっちり収まるくらいなのだ。

　歩いていると、リスもたくさん出てきて、実に気持ちがよい。ただ、今日は風が強くてちょっと寒かった。

　その後、ルイーズ湖に行こうとしたのだが、駐車場が大混雑で停めることができず、結局、昼食休憩をはさんで出直しすることに。ルイーズ湖の名前がついているロッジなのに、徒歩で行ける距離ではないのが難点だ。いや、行こうと思えば行けないことはないのだが、行こうと思えないくらいの距離なんだよねえ。

　夕方、出直してみたら、今度は駐車場も少し空いていて、なんとかルイーズ湖にたどり着くことができた。ここも10年ぶり。ここもカナディアンロッキーを背景にした青い綺麗な湖で、湖を半周して、湖畔に建っているシャトー・レイク・ルイーズというホテルを対岸から湖越しにみたのがすばらしかった記憶がある。

　今回は曇天＋時々雨で、風も強くて寒かったので、対岸までは歩かなかったのだけれど。